雑賀の技術力は日本一ィィィ!「鈴木重意 プレイリポート」(その2)




     畿内の情勢と火事場泥棒(1564年3月〜

さて、前回からの続きです。
筒井城を攻略し2つの本城を有する勢力となった鈴木家ですが、
結局のところ武将の数はそれほど増えていません。

それと兵科縛りをしている為、思うように進軍できないようです。
雑賀城から筒井城へ出撃したのは約4万の兵力にも及びましたが、
筒井城を攻略後の兵力は傷兵も含めて3万5千。
そんなに減っていないような気もしますが鉄砲の数が2万以下。

戦場で傷付いた兵は鉄砲を投げ捨てて傷兵になるというコトでしょう。
あ、それに敵の傷兵を吸収しているからもあるな。
どっちにしてもすごい損害が出ているのが解かります。

民忠を気にしながら募兵をするのはいつものパターンですが、
今回は鍛冶場で鉄砲を集めないと戦う事もできません。
ん、敵に攻められた場合も鉄砲隊を出陣させないとダメかな?
城の中から勝手に迎撃するのは仕方ないよね?

鉄砲を調達する、もしくは商人から購入するとなると、
大事になってくるステータスはご存知の通り「政治」なんですけど、
ウチの武将達は軒並み政治力が低い、低すぎる。

壊れた施設や城の修復にも時間が掛かりますし、
兵舎、鍛冶場を建設するにも時間が掛かる、
おまけに鉄砲はなかなか手に入らないと来たもんだ。

やっぱね、こういうゲームは色々とバランスが重要なんすよ。
頭のいい人がいれば、戦に強い人もいる。もち政治力の高い人もいる。
そういうバランスがあって初めて強い勢力へと成長するんです。
あぁ、これから先の展開が不安でなりません。

愚痴はココまでにして、目標のおさらいですが、
「織田家」と「一色家」を滅ぼす。
または「織田信長」と「稲富祐直」or「稲富祐秀」を配下武将とする。
「織田信長」と「稲富祐直」or「稲富祐秀」が処断された場合もリプレイ失敗とする。


なので、上杉や武田が急成長し両家を滅ぼすのが先か、
我等が雑賀衆の拡大が先か、まさにスピード勝負ってなワケです。
まぁ織田信長は優秀な武将なので殺される事は無いでしょうが、
稲富一族は能力値的に殺されかねませんし、
戦法に巻き込まれて討ち死にする可能性もあるでしょう。
……とにかく急がねばなりません。

鈴木家の周辺状況ですが、
織田家は伊勢北畠家と同盟を組んで尾張、三河を領国としています。
徳川家は武田家に滅ぼされて既に消滅しています。

急成長をしているのは斎藤家、
道三、義龍と優秀な大名は既に死んでいますが、
その後も浅井、六角を倒し山城へと攻め込む勢い。

三好家は中国・四国地方に戦力を向けており、
畿内の軍事力はそれほどでもありません。
おかげであまり脅威を感じません。

ここまでをまとめると当面の対戦相手は、
「岸和田城」「堺港」に駐留する三好家か、
日の出の勢いを持つ斎藤家になりそうです。

……しかしながら武将が足りない。
家臣の能力値に恵まれていた今川家リプレイ「少数精鋭」とは勝手が違う。

   さて、どうするべきか?

雑賀城、筒井城で募兵と鉄砲の調達に勤しみつつ、
周囲の動向を探り、隙あらば進軍したいところです。
もちろん兵馬が、いや、兵鉄砲が整っていれば、ですが、
いや、その鉄砲が足りないんですけどね。

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そんなある日、中国地方に異変が発生しました。
浦上家が三好家に攻め滅ぼされたのです。
しかし、確かにパワーバランスが微妙に変わったものの、
決定的な変化ではありません。

   もう少し我慢です。

あ、でも良いことがありました。
攻め滅ぼされた、その浦上宗景が流れ流れて筒井城へとやってきたのです。

浦上宗景 :統062 武056 知071 政057 足C 騎D 弓C 砲D 計B 兵B 水C 築C 内D

うわ、微妙なステータス。
でも兵器の適性がBというコトで登用可能です。
少しでも武将の数が欲しい鈴木家としては是非とも欲しい人材です。

浦上宗景を登用し……だからと言って劇的に何かが変わったワケではありませんが、
三好家の動向を探っていると瀬戸内海で各地の水軍と交戦している模様。
堺港へと軍備を集結させると、颯爽と出陣していくではありませんか、

   これは好機っ!

鉄砲隊をずらりと並べて三好領堺港へと侵攻、
なんだかんだ言っても、弱小勢力が成長するためには火事場泥棒しか無いのか?
見事に隙を突いての大勝利です。
これで完全に補給線を断たれた岸和田城も我が物となりました。

しっかし武将が揃わない。
浪人がちょくちょく城下に現れるのですが、
鉄砲、兵器適性があまりに低すぎて話しになりません。
鉄砲や兵器適性が高い武将はいるハズなのですが遭遇できないのです。

領国は増えているものの武将が増えていない鈴木家、
内政して力を蓄えようにも政治力が高い武将が極端に少ない鈴木家、
う〜ん、このままの遅い侵攻速度では
武田(または上杉)との衝突は避けられないでしょう。
と、いったところで以下次回です。

   助けてっ! マジで進まねぇ〜。


     〜 ここまでの年表一覧 〜


1564年 3月 浦上宗景が浪人として筒井城に現れ、これを登用する。

      6月 三好領、堺港を攻略する。

     12月 三好領、岸和田城を攻略する。