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物欲爆発大作戦「松永久秀 プレイリポート」(その2)
怒涛の家宝ゲット(1569年 4月〜
さて前回の続きだが、まずはココまでのおさらい。
下の家宝一覧表を見て解かるように、日本全国各地に散らばっている家宝を、
すべて集めようっていうのが今回のリプレイの基本的なルールなのだが、
ちょっと一覧表を見てみると、
┌───┬──────┬─────┬┬───┬──────┬─────┐
│茶入 │九十九髪茄子│○ ││剣術書│香取神道流書│ │
│ │上杉瓢箪 │大友宗麟 │├───┼──────┼─────┤
│ │珠光文琳 │ ││馬術書│大坪流桐坪巻│ │
├───┼──────┼─────┤├───┼──────┼─────┤
│茶壷 │三日月 │○ ││弓術書│日置流弓術書│ │
├───┼──────┼─────┤├───┼──────┼─────┤
│茶釜 │平蜘蛛釜 │○ ││砲術書│稲富流砲術書│稲富祐秀 │
├───┼──────┼─────┤├───┼──────┼─────┤
│茶碗 │青磁馬蝗絆 │ ││忍術書│万川集海 │○ │
│ │青磁松本 │○ │├───┼──────┼─────┤
├───┼──────┼─────┤│大筒 │カルバリン砲│ │
│花入 │大内筒 │ │├───┼──────┼─────┤
├───┼──────┼─────┤│水軍書│船戦要法 │村上武吉 │
│茶杓 │泪 │ │├───┼──────┼─────┤
├───┼──────┼─────┤│建築書│築城記 │朝倉家 │
│香炉 │千鳥 │今川氏真 │├───┼──────┼─────┤
├───┼──────┼─────┤│農業書│農政全書 │ │
(※)│水指 │菱馬 │ │├───┼──────┼─────┤
├───┼──────┼─────┤│商業書│今井宗久日記│ │(※)
│刀剣 │童子切安綱 │○ │├───┼──────┼─────┤
│ │三日月宗近 │山中幸盛 ││知識書│史記 │ │
├───┼──────┼─────┤├───┼──────┼─────┤
│槍 │蜻蛉切 │本多忠勝 ││兵法書│呉子 │ │
│ │呑取 │ │├───┼──────┼─────┤
├───┼──────┼─────┤│軍記物│三國志演義 │ │
│名馬 │松風 │前田利益 │├───┼──────┼─────┤
│ │帝釈栗毛 │加藤清正 ││医書 │医書大全 │ │
├───┼──────┼─────┤├───┼──────┼─────┤
│弓 │一張弓 │小笠原貞慶││水墨画│瀟湘八景図 │ │
├───┼──────┼─────┤├───┼──────┼─────┤
│火縄銃│種子島筒 │ ││彩色画│白鷺図 │ │(※)
├───┼──────┼─────┤├───┼──────┼─────┤
│管打銃│管打式銃 │ ││菓子 │胡桃餅 │ │
├───┼──────┼─────┤├───┼──────┼─────┤
│短銃 │馬上筒 │ ││地酒 │葡萄酒 │ │
├───┼──────┼─────┤├───┼──────┼─────┤
│具足 │金小札色々威│織田家 ││香木 │蘭奢待 │ │
│ │小桜韋威鎧 │武田信玄 │├───┴──────┴─────┤
├───┼──────┼─────┤│ │
│兜 │鹿角脇立兜 │本多忠勝 ││ │
│ │馬藺後立付兜│木下秀吉 ││ │
└───┴──────┴─────┴┴────────────────┘
※一等級が存在しない為、二等級とする。
うむ、まだ世の中に出てきていない家宝も結構多い、
当然ながら天下統一した時点で家宝を全て持っていない場合、
ゲーム的にはクリアかもしれないがリプレイとしては失敗と言えよう。
まだ世の中に出ていない家宝は豪商や高僧が季節毎に売りに来るが、
等級の高いものとなると、それ相応の名声が必要になる。
ある程度名声が高くないと良い品物を売ってくれないんだよね。
ま、天下統一するまでに全て集まらない場合、
最後の勢力を生かし続ければいいだけなのだが、そうなると松永久秀の寿命がヤヴァい。
どっちにしろ久秀が死んだらリプレイ的には大失敗だ。
頼む、誰か優しい人がいたら寿命延長の医学書を下さい。
そんな願いを込めて物欲大作戦再開です。
とりあえず集められるだけ集めたい家宝。
現時点でもっとも一等級を持っているのは織田家である。
その織田家は徳川家と同盟を組んでいる。
この徳川との同盟で織田は手痛いダメージを受けていたりする。
徳川領の岡崎城に武田軍が襲い掛かってきていた為、
織田軍も援軍として武田軍と戦わざるを得ないのだ。
もちろん悪党プレイの今回は遠慮ナシに弱っている織田家を叩き潰す。
鎧袖一触で木っ端微塵となる清洲城、
羽柴秀吉が持っている「馬藺後立付兜」げっと、
柴田勝家が持っていた「金小札色々威」げっと、
前田利益が持っている「松風」げっと、
なんか勢いで手に入った小牧山城を信長に与え譜代武将とする。
ケッケッケッ、これで裏切る事も出来まい。
すっげぇ順調に見えるが、実のところ松永包囲網によって、
姉小路、波多野、浦上、浅井、大友、毛利が一気に領内に攻め込んできたりする。
それぞれの部隊は小さいのだが、一度に対応するのは大変だったりするんだな。
それに、どーも気になるのが、いつもは目立たない弱小大名家が妙に元気だって事、
特に姉小路家、稲葉山城を手に入れて尚、上洛の構えを見せていたりする。
ウチのサイトのリプレイではよく活躍している姉小路家だが、
普通は弱小大名筆頭とも言える勢力のハズ……。
しかし、その姉小路家が素晴らしい戦いを見せてくれるんだよ。
稲葉山の姉小路軍が鬱陶しい松永家としては、
南近江の観音寺城から、尾張の清洲城から部隊を展開したい。
清洲城から部隊が出陣すると同時に武田軍が深志城から山を降りてくるんだ。
そのまま稲葉山の姉小路軍と戦うのかと思っていると、
当然コッチにもちょっかいを出してくる武田軍。
既に騎馬技術が非常に高い武田の部隊はご存知のように、
触れただけで部隊が融けるように消えていく。
尾張から出撃した松永軍は大損害で小牧山城まで退却。
観音寺から出陣した松永軍はどうにか稲葉山に近付こうとするが、
浅井軍が出陣してきて琵琶湖の畔で大戦争。
こりゃたまらんと観音寺まで撤退……。
最終的に一番得をしたのが姉小路という天才軍師も真っ青な戦略だ。
……ぐ、偶然だと思うけど恐ろしい敵だ。
悪党プレイだ、悪人リプレイだと言うものの、
一番のワルは姉小路だと思う今日この頃、
しかし、ここで立ち止まるワケには行かない。
天下統一も大事だが一等級の家宝はもっと大事。
さっきからちょこまかと五月蝿い浅井軍を屠って、
勢いをそのままに敦賀港、一乗谷城と朝倉軍を滅亡に追い込んだ。
「ふふっ、築城記げっと。」
そう、これだよ。
敵を蹴散らして一等級の家宝を奪う。
今回はこれがウリのハズだったんだ。
今度こそ稲葉山の姉小路を粉砕して、徳川、武田の家宝を奪わねば!
「久秀、大変じゃ!」
「どうしたんですか、御隠居様?」
尾張清洲城にはシトシトと降り続ける雨、雨、雨、
その雨の中で城の修理をしている三好長慶が気付きましたよ、
「長雨が続いて疫病が発生するぞ!」
「うがーーっ!!」
何故、そこで兵士を集結させていた尾張に直撃するかな?
何故、姉小路家は無傷かな?
何故、武田家は無傷かな?
いやね、なんとか攻略したよ。
稲葉山城を攻撃しに行くと武田が出てくるのはなんでかな?
実は同盟組んでたりする? 武田と姉小路、偶然のタイミング?
もう、面倒になって正面からぶつかってやったよ。
稲葉山城、なんぼのもんじゃー!
武田の騎馬隊、かかってこんかいっ!
「ご隠居様、急いで稲葉山を片付けないと武田軍が来ますぞ。」
「えぇぃ、ここはワシに任せておけ『混乱』をお見舞いするぞ!」
「ご隠居、武田軍に混乱かけちゃダメだって!」
焦ってマウス操作間違えた。
武田信玄の部隊に『混乱』つかって、
ぱきーん
っと、見事に弾かれた。
「くらえ、突撃、突進、先駆けっ!」
啄木鳥じゃないだけマシ、
「あぁっ、ご隠居の部隊が融ける、ご隠居〜っ!」
「久秀、先に清洲に帰ってるぞぉ〜!」
もういい、なんとか稲葉山城攻略できたからいい。
なんか知らん、損害なんて戦争してれば必ず出るもんだし、知るかっ!
久しぶりに武田騎馬隊の恐怖を思い知った、そんな一日でしたとさ、
----- 年表 -----
1569.04 清洲城攻略、織田家滅亡。
一等級・ 兜 ・馬藺後立付兜を入手。
一等級・ 鎧 ・金小札色々威を入手。
一等級・名馬・松風を入手。
.10 稲葉山城にて姉小路、武田との三つ巴戦に敗走。
1570.04 小谷城攻略、浅井家滅亡。
.08 一乗谷城攻略、朝倉家、敦賀港で降伏。
一等級・建築書・築城記を入手。
.10 稲葉山城攻略。
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