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我が跡を託す「陶謙 プレイリポート」(前編)

我が跡を託す(プレイ前〜
三國志11PK購入にあたり、三國志11リプレイを再開します。
で、その再開第一号の勢力が陶謙だったりするんですが、
ただ陶謙でプレイするのは平凡でツマラナイ。
そこでちょっとした条件を付けて見ようと思った次第です。
その条件とは「劉璋を自分の後継者にする」というコト。
陶謙は残念ながら194年に亡くなります。
演義では人徳のある劉備に跡を託すワケですが、
「うーん、最近体調が悪いのう。」
「殿、大丈夫ですか?」
ゲホゲホ言いながら執務中の陶謙、
さすがに心配になった陳珪が様子を窺うと、
「おや? 陳珪か? 丁度良い、そろそろ跡継ぎを探そうか?」
「な、何を気弱なコトを……。」
「そう言えば巷では劉なんとかという若者が人徳に優れているとか、」
もちろん、この噂は、
いま平原にいる劉備のコトを指しているんでしょうけど、
「劉なんとか? 劉姓の御仁は星の数ほどおりますが?」
「うーん、劉なんとか……。劉が付く者で若者といえば誰じゃ?」
「益州の劉焉殿の御子息のコトでしょうか?」
おいおい、確かに人は良さそうだが、
だからと言って彼に、この激戦地となる徐州を任せるのは厳しいと思うぞ、
「なるほど、ならば益州に向かって進軍じゃ。」
「養子にしたいなら外交使節を派遣した方が……?(そんなシステムは無いけど)」
「ならぬ、実力で奪い取るのじゃ。」
なんか良く解らないけど、
なんとなくそんなコトになっちゃって、
陶謙は劉璋を手に入れるため軍備を整えるのであった、とか、なんとか、
ここで今回のリプレイの条件を、
・シナリオ「反董卓連合」190年〜
・超級/戦死多/イベント全発生
・寿命などは全て史実
・陶謙が死ぬ前までに劉璋を配下に加える。
「超級」ってどれくらいの難易度なんだろうね?
あとPKで増えた施設の「吸収合併システム」ってどんなんだろう?
武将の能力を向上させる「能力研究システム」ってなんだ?
などなど、よく解らない知らないコトがたくさんある三國志11PKなので
・目玉となる【吸収合併】【能力研究・武将育成】を試してみる。
というのも説明できたら良いなと思っております。
どうなるか想像できませんが、とりあえずゲームスタートなのです。
とりあえず後悔する(190年〜
陶謙が死ぬのは194年。
で、シナリオ開始190年という事で普通に無理っぽい。
実はシナリオ開始184年だと勘違いしていたんだよね。
(ちなみに184年は黄巾シナリオなんだけど、)
10年もあればどうにかなるだろうと、
楽勝モードでシナリオ選択画面に突入即後悔ですよ。
「で、残り4年でどうしろと?」
陶謙は頭を抱えて悩んでいますが、
あれだけ堂々とトップページに予告を書いてしまった以上は、
滅亡しても目標達成しなくても、まずはやってみようじゃないですか、
ま、いかに「超級」と言えど滅亡はないだろうけどね、
……とか言うとヘンなフラグが立ったりするんだ。
「陶謙様、いま死亡フラグ立ちましたよ。」
ウルサイ知っている、死亡フラグが立つ前から、
普通にあと4年したら死ぬから安心しろ、このバカ陳がぁ(某金八風)
「バカと言った奴がバカなんだよ、早く死んじゃえバカ殿が!」
「なんだと? 悪いけどあんな白粉塗ってません。残念でしたー。」
あの、ガキのケンカしている場合じゃないんですけど、
とりあえず内政して国力の増強、兵士を雇い訓練してという流れは同じでしょ?
ま、その施設の「吸収合併」とかいうのもやってみたいけど、
「誰がテレビの話をしてますか? あ? 殿はそんなことも解らないの?」
「話のネタだろ? なんだ、その硬い頭は、ボケ軍師め!」
だから、そろそろケンカをやめて、
ゲームに戻りませんか?
「わたしが説明致しましょう。」
さすが陳登。
賢い、強い、頼りになるぜ。
「まず簡単に説明すると【市場】と【市場】を隣り合わせに作って、
合体させる、みたいな感じでOKっすよ。やってみれば解るし、」
ほぅほぅ、じゃ糜竺たちに【市場】を作ってもらおう。
最初に作った状態だと【市場1Lv】なんだね。
んで、この【吸収合併】というコマンドを選んで、
まず合併先の【市場1Lv】を選び、次に吸収される【市場1Lv】を選ぶと、
ふむふむ【市場1Lv】と【市場1Lv】が合併して【市場2Lv】になった。
なるほど、結構簡単だな。
「うお、陳登が何か楽しそうなコトしてる!」
「息子よ、ズルイぞ。父さんにもやらせてくれ。」
あんたらアッチでケンカしてろよ。邪魔だから。
で、この後も【市場2Lv】と【市場1Lv】をくっつけて【市場Lv3】にする。
うん、理解した、結構簡単なんだねぇ。
「Lv2の施設は『1.2倍』Lv3の施設は『1.5倍』の効果があります。
確かに便利ではありますが出来上がるまでの時間を考えると、
とりあえずはLv1の施設を建てて置き、後続部隊や余っている武将を使って、
吸収合併をするべきでしょう。他にもやるべき事はいっぱいあるんだし、」
うん、そうだね、
あくまで余裕があったら吸収合併をするべきだろう。
必要な施設を取り急ぎ建設してしまってからレベルアップを図ると言う感じ、
「面白いな陳珪、またレベルアップしたぞ。」
「殿、わたしにもやらせてください。」
「うーむ、3Lvまでしか上がらないみたいだな。」
「そのようですね。」
コイツら人の話を聞いてねぇな。
んで、もうひとつのPKの目玉は【能力研究・武将育成】なんだけど、
どうすんだっけ? 陳登くん?
「まず【君主】コマンドを選択するんだよ。」
そうそ、これは【君主】コマンドの中にあるんだ。
行動力20とお金が掛かるけど、
特に条件がないので、すぐにでも始めるべきだろうね。
ただし研究したい項目を【能力表】から選択するんだけど、
最初は【研究開始】から矢印で繋がっている項目しか研究できない。
研究した項目から更に矢印で繋がっている項目を選んで……という風に、
徐々に、順番に、研究項目が増えていくような感じなんだ。
「研究を終えた項目は【武将育成】に使える。」
例えば「統+5・低」の研究が終わると、
それ使って武将を育成することが出来るらしい、
詳しくは公式サイトを参照するか、
三國志11PKを持っている人はマニュアルを参照してね。
【武将育成】は行動力20消費で30日掛かるんだとさ、
「あとは新しい施設も増えたんすよ。」
えーと、じゅ、十個も増えてるよ。
なになに、闇市場? 大市場? 魚市場?
うわ、増えすぎてて、すぐには覚えられないよ。
「それに【技巧】も増えた。」
革新で言うところの技術革新だよね?
技巧も4つ増えている……つーことは1カテゴリ増えたって事か?
ダメだ、マニュアル見直そう。
「あ、遅いっす、対董卓同盟も何かグデグデになってきたみたいだし、」
うわ、なんで北海の孔融軍が3万とか兵士蓄えこんでるの?
つーか孔チュウ(にんべんに由)も3万5千とか蓄えている。
ちょっと【超級】舐めすぎてた。
こら、陶謙、陳珪、こっからマジメにやるぞ。
「また吸収合併したぞ。」
「あー、殿ばっかりズルイなぁ。」
ウチの兵力、『下ヒ』と『小沛』を合わせても2万ちょっと(笑
こりゃマズイ、もう一年経っているし陶謙の寿命は残り三年じゃねぇか!
すぐさま張ガイらに5000の兵を与えて『寿春』『廬江』を攻略させる。
空白地だから楽勝でしょ? それに対董卓同盟のおかげで、
劉表以外の接している他勢力は全て同盟相手、
よし、このまま益州を目指していk
「と、と、と、殿ぉぉぉぉぉーーーーっ!!」
どうした陳珪?
「孔融軍が同盟を切って攻め込んできました! その数3万!!」
それ位なら押し返せるでしょ?
なに焦ってんの?
「また孔チュウ軍3万が寿春に向けて出陣。」
……コッチは2万ちょっとで4カ国。
そりゃ勝てない。勝てるハズが無い。
つーかコレ、全然違うゲームになってるよ。
うひゃぁーー。
192年7月に『下ヒ』を孔融に奪われる。
これによって遊んでレベルアップしまくった【市場】や【農場】を全て奪われる。
まともに開発が済んでいる都市は『下ヒ』のみ、
これはイカン、『寿春』だけでも守ろうと考え必死になって孔チュウ軍を押し返す。
押し返すつもりが攻略したばかりの都市で兵糧、軍資金ともに不足気味、
俸禄もまともに払えず配下武将がどんどん引き抜かれて行き、
192年11月『寿春』を孔チュウに奪われる。
跡も何も無いワケで(〜プレイ終了)
その後は悲惨だった。
193年4月に『小沛』を孔融に奪われる。
まともな抵抗すら出来なかった。
んで、193年9月『廬江』を劉表に攻略されて、滅亡っ!!
「殿、やっぱり死亡フラグ立ってたんじゃないすか?」
「お前がいらん事をベチャクチャ言うからだろ? 陳珪!」
ちょっとコレは情けないなぁ。
やっぱり最初は無理せず練習プレイをしておけば良かった。
雰囲気的には今までの三國志11と同じなんだけど、
覚えることが増えていて違うゲームっぽかった。
でも、今まで通りのプレイが基本だということに違いは無い(と思う。)
とりあえず選択シナリオの年代の勘違いから始まり、
プレイ開始後も最初は色々試して吸収合併で遊んでいたが為、
まともに軍備を整えていなかったし、途中で時間が無い事に気が付き、
焦りまくって無理に領土拡大に急いだのが不味かった。
あんなゲーム運びをしていたら滅びて当然だよ。
なにしろ周囲の勢力は一つの城に3万の兵を蓄えているのに、
こっちは4カ国で2万とかだし軍事施設もなにも無い。
これで勝てたら苦労しないよね。
とにかく今回の目標のひとつである「PKになって変わった事」の説明は
そこそこ出来た(と思う)ので、まずは満足といったところです。
次回は普通プレイで縛り無し、やっぱり練習します。
【超級】を舐めててゴメンなさい(T-T
多分無理っぽいのだが、これで終わるのはあんまりなので、
もう一回だけ、何もかも捨てて益州を目指そうと思います。
次回にちょっとだけ続いたりします。

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