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里見戦艦伝 「里見義堯 プレイリポート」(その1)
里見戦艦伝(プレイスタート〜
里見家、里見といえば北条に徹底的に敵対していた勢力である。
特に今回の当主義堯はなかなか優秀な戦国大名というイメージがある。
北条が関東において勢力を拡大すると周辺勢力と手を結び徹底抗戦、
負けても挫けず勢力拡大、北条なんかに負けるもんかと、
死ぬまで頑張り続けたのが義堯なんだけど、そのお陰で能力値もかなり優秀。
その一門も水軍能力に長けており、今回のリプレイのテーマにピッタリなんですよ。
今回のリプレイのテーマは夏(違)
青い空、青い海、そしてその海に白波を立てて疾駆するは黒光りする鉄甲船。
雰囲気ぶち壊し爽快さはゼロ。だけど北条大嫌いと支離滅裂ですが、
◎信長の野望・革新
日付 :2006/07/10
発案者 :人生OK牧場さん
担当大名 :里見家
シナリオ :群雄集結
プレイ概要:里見戦艦伝、15年の間に全ての港を占領する
港を占領してからは普通プレイ。
というリクエストを戴いたので、
里見家で海賊王を目指してレッツプレイ。
なんとなく有馬家リプレイに通じるような気がしますが……。
まず序盤は関東方面を陸戦で制圧、これに5年くらい掛けたい。
ある程度の領地が無いと水軍学舎を建築しまくれないからね。
里見家の人々はなかなか強いのだが周辺諸国には群雄集結ということで、
太田道灌やら北条早雲やら強くて賢い奴いるんだ。すぐそばには武田がいるし、
せめて足軽技術【草鞋】【金砕棒】ぐらいの技術を開発し素早く行軍したい。
あと北条勢にも水軍巧者がいるハズなので、出来れば北条も吸収しておきたい。
同時に少しづつ水軍学舎を建築し安宅船あたりまで開発したい。
7〜8年ぐらいには安宅船で蝦夷の蠣崎家、出羽の安東家を吸収し更に水軍技術を高めたい。
水軍で最大の敵は恐らく毛利家、毛利家が滅亡しないで成長すると仮定すると、
我が里見家より早い段階で水軍技術を上げてくるであろう。
おそらく【水雷】なんて簡単に開発しちゃうだろうから【鉄甲船】はどうしても必要。
出来れば鉄砲技術もしくは弓技術も上げておきたいところだ……。
12年ぐらいには港とその周辺拠点を全て制圧し今度は一斉に足軽技術の開発に取り組みたい。
どうしても敵勢力に勝てないようであれば、一旦海に逃げ込んで港を献上し、
再び港を制するという手段もあるだろう。出来れば使いたくないけどね。
15年ぐらいには安定運営していたら良いな。
天下統一はしていないとしても、天下統一が見えている状態まで持っていけたら嬉しい。
目標としては20〜25年程度で攻略したいところだが、さてどうなるか……。
わたしが思うに、最初の15年より、水軍技術まともに成長していない里見軍が、
その15年より先、どうやって戦って行くのかの方が気になります(笑
……水軍技術以外にも足軽あたりを結構伸ばしておかないと厳しいでしょう。
また、北条早雲、太田道灌、長野業正、佐竹義重を吸収しちゃったら、
普通に考えて陸戦の方が強いし、楽かもしれないよな。
その場合、陸上をただ足軽が駆け回るだけになる可能性があるので更に条件を追加。
・難易度は上級で(各地の追加武将と戦ってみたいので(笑))討死なし
・スタートから15年間は陸上を通って関東勢力以外と戦ってはいけない。
(関東勢力として里見、宇都宮、佐竹、足利、長野、太田、北条が含まれる)
(上記以外の勢力が攻め込んできた場合は防戦ならOK!)
(上記以外の勢力と戦う場合は海路から侵入交戦する事)
・各地の港を制圧後、陸上を通って他港を攻撃してはいけない。
・各地の港を制圧後、港のある郡と同じ国の本城を攻めるのは可
違う国にある本城は攻めてはいけない。
こんな感じかな。
さて、プレイ前に里見義堯について、わたしの拙い説明でよければ読んでください。
「そんなの知ってるよ!」という方は読み飛ばしてね。
里見家中で内紛があった時、今回のリプレイ主人公の義堯は正木時茂と組んで、
確か主家筋に当たる里見義豊という人を討って勢力を自分のモノにしたらしい、
その当時は北条の勢力拡大が盛んに行われていたんだ。
義堯は足利義明と組んで北条に対抗する事になるんだが、
この義明さんが武運拙く北条に敗れて戦死してしまい義堯はとっとと逃亡しちゃう。
その後彼は上総の久留里城を本拠としてその生涯を対北条の為に生きる。
ご存知の通り北条は手強い、そこで義堯は上杉と結んだ。
北条が攻め込んできても上杉軍の援軍を得てこれを防いだりした。
こういうところをみると、戦国武将としては比較的優秀だと思うんだけど、
いわゆる第二次国府台合戦で北条の奇襲に大敗を喫した。うん、残念。
だけど義堯はまだまだ踏ん張る。勢力を回復させ三船山の戦いで北条軍を破っちゃう。
更には水軍を整えて北条とあくまで戦う、
とにかく頑張るという姿を内外にアピールしたんだろうね。
だけど1574年に没した後は里見家も徐々に衰退していく。
逆に言えば義堯はやっぱり優秀だったんだろうね。
だって、なんだかんだ言って義堯存命中は北条も関東統一は出来なかったでしょ?
……あれ? ちょっと待てよ、
少し前に対北条に生きた人をリプレイの題材に選んだような覚えがあるな。
「うわぁぁぁぁ〜ん、とちの浮気者〜!!」
あ、あぁ、当サイトでは固有戦法【駄々っ子パンチ】で活躍したあの人ですね。
ということは、なんか寒気もするし、あの人も一緒か?
「ぐす、ぐすっ、資正がいるというのに、里見にまで手をだすなんて酷い!」
「うむ、ならば祟ってやろう。」
あんたら、今回も出るつもりかよ。
つーか業正、まだ生きてるよ。寿命ナシだから死ぬこともないし、
さて、こりゃまた荒れそうなリプレイだな〜という嫌な予感がしますが、
早速プレイ開始でございます。
学舎を建てる土地が欲しい(1557年〜
「最近体調が妙に良いなぁ。」
街行く人々がそんな噂を交わす今日この頃、
なんでも遥か昔に亡くなった故人ですら復活し、
場合によっては北条家の当主に復帰したり、はたまた太田家の当主に復帰したり、
そりゃもう大変な世の中になってたりするワケですが、
「体調? 海で鍛えた我が領民だから当然だ!」
ゴム長靴、腹巻、頭に捻り鉢巻。
ボタンを押すタイプのラジカセに入れたテープからは演歌が鳴り響く。
もちろん歌手は鳥羽一郎、歌うは兄弟船。大漁旗は軍旗のかわり、
ごめん、どっからツッコミ入れていいか解かりません。
土岐為頼もどうして良いか解からない様子ですが、
とりあえずスタート直後の君の仕事をこなしてくれたまえ。
「と、殿、解かっているとは思いますが、現在の状況を、」
「海の男にそんなモノは不要。明日の波の状態だけ解かれば良い。」
……あんた何を目指しているんだ。
「さぁ、出陣だ!」
うわ、なんて脈絡の無い人なんだ。
とりあえず出陣と言われたら戦いに出るしか無い。
手には銛、頭は捻り鉢巻、兜くらい身に付けろよ、死ぬぞお前。
しかも銛って、漁に出るわけじゃないんだぞ。
「漁も男の戦場。そしてここも戦場。何も間違ってはいないぞ。」
内政も糞も関係なく始まったとたんに古河御所の足利氏を攻め滅ぼす里見家。
西隣は太田道灌率いる太田家の岩付城。東隣は鬼義重の佐竹家。
北西には長野業正の箕輪城、うーん微妙勢力で始めると関東は結構激戦地なんだよな。
里見家には政治力の高い武将が少ない。そこで足利氏を滅ぼしたんだけど、
うん、結城晴朝がいないのよ。結城家は別のところで勢力をちゃんと張ってる。
太田家リプレイで活躍した晴朝はここには居ないんだな。
「……逃がした魚は大きいな。」
敵兵の血が滴る銛を片手に呆然とする義堯ですが、
ま、これで武将が増えたじゃないか、武将の数で政治力の低さを補えば良い。
それに人材を探せばガシガシ出てくるシナリオなんだから、
晴朝が居なくても、そんなに気に病む事はないよ。
ばちんっ!!
ちょうとラジカセのテープが最後まで行ったみたい。
オートリバースでB面も再生されるんだけど、
あれ? 義堯、どこいった?
「うっわー、マジあせったー。鉄砲かと思った。」
物陰から出てくる義堯、
あんたはホントに何キャラで行きたいんだ?
「よし、次は宇都宮家を潰すぞ。」
銛を片手に大漁旗を靡かせて、
いつの間にやら里見軍のテーマソングとなった「兄弟船」を鳴り響かせて、
そこそこ政治力が高い奴らが多い宇都宮に侵攻開始。
下手スりゃ戦国の珍走団、ゴム長靴に銛の集団が大挙して攻め込んでくるんだから、
宇都宮家もたまったもんじゃない。
んで、この戦の間、ちょっと気になって鳥羽一郎さんを調べていたら、
「瀬戸の水軍」という歌を歌っているのさ、
おのれ瀬戸の水軍めズルイぞ! 是非、是非、里見水軍の歌もお願いします(マテ
「よし、次は佐竹家を潰すぞ。」
おい、待てって、これまでの相手と佐竹家はちょっと違うぞ。
ここまでは特別に強い武将が居なかったから通用したけど、
佐竹家は良将揃いで手強い、なにしろ下手に攻め込んだら周辺諸国が、
火事場泥棒にやってくること間違いなし、
しかも佐竹家はそのお隣の相馬家と同盟を組んでいるからなぁ。
「じゃ、どうしろと?」
せっかく政治力が比較的高い武将達が配下に加わったんだから、
足軽学舎を6つ建てて【金砕棒】【草鞋】までは開発しておこう。
その間に、蔑ろにしていた政を片付ける、これでどうだ?
「よし、それじゃ我らは漁戸を作るぞ!」
うんうん、あんたはそれで良いよ。
魚をたくさん釣って、それを兵糧に加えましょう。
ったく、始まった途端に連戦だから兵糧が底を尽きそうじゃないか、
なんかこれまでのリプレイとはちょっと違うグデグデ感ですよね?
ま、ここでも里見軍旗のかわりの大漁旗が大いに活躍するワケで、
兵糧の回復と足軽技術を少し手に入れたら佐竹攻略に動き出しましょうか〜。
「殿、大変です! 岡本港に北条軍が!!」
あ? なんで? オレらって北条家と接して無いぞ。
攻め込めるハズが無いぞ。 あ、もしかしてこれは北条早雲の計略か?
【偽報】か何かだろ? 全くアイツは厄介だなぁ。
「海からです! 海から攻撃を受けているんです!」
あ、そうか、そりゃそうだ。
よし岡本港を救うべく出陣だ!
「いや、もう奪われました!」
はやっ! 北条強い。強い北条。つーか、なんでわざわざ海路で?
太田道灌が変に頑張っちゃってるので、武田も北条も勢力拡大できないんだよね。
んで「太田道灌より組みやすし!」と、ばかりに北条さんが海路を使って岡本港を攻めたと、
なんて厄介なんだ太田道灌。おまえのせぇだ、おまえの!!
というワケで以下次回。
んで、更に調べた鳥羽一郎さん、かっこいい歌いっぱい歌っているなぁ。
っと、変な方向に進みつつある里見リプレイをお楽しみにっ!!
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