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唯一部隊 「上杉謙信 プレイリポート」(完結編)
ぶらり御隠居世直しの旅(1569年〜
ま、ある意味、水戸黄門だよな。
御隠居さま率いる上杉軍は日本全国ぐるりと一周。
各地の悪者(?)大名をバッタバッタと薙ぎ倒し、やってきました山口館。
島津に追われた大友は上杉に降伏し、残るは鉄砲大国島津家、
でも大丈夫、安宅船は頑丈だ。三好相手に四国上陸戦もちゃんとこなした。
きっと今回も大丈夫、さぁ行け我らの御隠居様。
「半兵衛さん、慶次さん、参りますよ。か〜かかっかっかっ。」
と、変なノリにならないように気をつけましょう。
そういえば水軍技術も最大まで上がっちゃいましたよ。
鉄甲船も作れるし、大友家を潰したときに大筒も発見。
でも、運ぶのめんどうだし安宅船で十分だよね?
島津の艦船は頑張っても関船、気にすることはないよね。
ま、こっちは鉄砲も弓も弱いから港攻撃に時間が掛かる、
死にはしないけど時間だけは掛かる、いつまでも掛かる、
四国上陸の時みたいに半年掛かるかも……。
いやいや、三好より遥かに強い島津軍、
倒しても倒しても次から次へと集まってくる。
はっきり言うと、めんどくせぇー。暇だー。
今回の謙信リプレイで最も厄介なのが上陸作戦なんだよね。
これがなければ、もうちょっと早く統一できたと思うよ。
門司港にさえ上陸できれば問題なし、あとは一気に統一です。
本州からもう使わない余りきっている軍馬を大量に持ち込む必要も無かった。
島津軍は騎馬鉄砲を使うために騎馬まで用意していたのだよ。
鉄砲いらね。騎馬だけいただく。城や港を攻略すると自動で騎馬まで補給できる。
かなりお得な感じがするよね。お陰で進軍はかなりスムーズ。
「はい、直江です。別にいらない? あ、そうですか、」
ってな具合に城を落としては進み、進んでは城を落とす生活に突入。
騎馬隊なら絶対負ける気がしないもんな(姉小路以外には)
あとは【車懸り】【乗崩】が連鎖してくれれば最高。
成功率は8%、はやく連鎖してくれよ〜。
「あいつら、我らを舐めやがって……。」
府内城、どうやっても勝ち目がなさそうな島津軍ですが、
島津軍としても一矢報いようと必死なんです。
どどーんと現れた騎馬鉄砲隊がひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、その他いっぱい……。
ま、誰がどれだけ現れようと陸上の上杉騎馬隊の相手にはならないハズ、
いつものように【車懸り】【乗崩】の連鎖を狙ってじっと待っていると、
「あそこに見えるは敵将なり、奴の眉間を撃ち抜けーっ!!」
一斉に戦場に鳴り響く銃声、その幾万の銃弾を受ける上杉騎馬隊。
なーに、そんなもの、ちょっと我慢すればコッチの【車懸り】【乗崩】連鎖でぶっ潰せる。
と、おもった、思ったんだけど、さっきまで二万以上いた騎馬隊が、
あ、あれぇ? 七千ちょっと? ちょ、ま、えぇ?
その後も次々と鉛のカーテンが襲い掛かってくる、まずい、まずい、
直江景綱が待機している城井谷城へ屈辱の撤退っ!!
「いやぁ、油断しましたな、御隠居様。」
後方待機中の直江様御一行に出迎えられた御隠居様、
しかし帰還した兵は、なんと二万五千超で出陣したにも関わらず僅か二十三騎
今回のリプレイ始まって以来の大敗でございます。直江の言う通り油断した。
陸戦では敵無し(姉小路以外)だと過信していた。思いっきり慢心していた。
とりあえず、本州から兵力と騎馬の輸送が出来るから深刻なダメージにはならなかったけど、
序盤でこんなコトされたらマズかったかもね。
「仕方ありません、半兵衛さん、慶次さん、懲らしめてやりなさい。」
【葵の紋所】ならぬ【上杉の騎馬隊】でも臆する様子が無い島津軍、こうなりゃ実力行使です。
本州から、更には四国から輸送した兵力は二十万とも、三十万とも……。
さっきは【車懸り】から【乗崩】の連鎖を狙っていたのが悪かった。
ほとんど連鎖しないから単発ダメージだからなぁ。
ま、今回だけは【乗崩】を外して行こうか、慶次さ……。
あれ? 慶次? どこ行った?
いつものチームを組もうと半兵衛と慶次を選ぼうとしたんだが、
慶次が見当たらない、捕虜? いや撤退したものの壊滅していない。
だから捕えられる心配はないし、奴は【松風】に乗っているから無事に逃げ帰ってくるハズだ。
じゃぁ、なんで居ないのか? ……ま、まさかね。ハハッ……。
これまでの履歴のログを参照する御隠居様。
その手は微かに震えていました。そしてついに見つけたのです。
そう、そこには、とんでもない記録が!!(某ガチンコ風)
前田利益、討死っ!!
天下無双の慶次がですよ。
誰が放ったかも知れない一般兵の鉄砲に狙撃され戦死しているではありませんかっ!
前田利益、討死っ!!
あまりのコトに二回言っちゃったよ。
でもさ戦国無双シリーズだと鉄砲に撃たれても、
「うぅっ」
とか言うだけで全然平気なのに、てっぽーばーんと撃たれて戦死。
ありえねぇ。絶対ありえねぇ。最後の最後でこんな面白いコトが起こるなんて、
それにしても許せないのが島津軍の奴ら、
【車懸り】から【乗崩】というドリームアタックに挑戦し続ける御隠居様の楽しみを、
こんな形で終らせてくれるとは、もうね、これって万死に値する暴挙ですよ。
軍神様を本気になって怒らせちゃったよ。この野郎。
本州のどっかにいる本多忠勝でも連れてきて、夢の続きをと思ったけど、
めんどくせぇ、そして、いますぐ島津の奴らを地獄に流したい。
午前零時に地獄通信にアクセスしたい気分ですよ。
んで、速攻で藁人形の糸を抜いてやる。
「恨み聞き届けたり……」とか言って藁人形が消えてもビビりもしねぇ。
そっちが閻魔ならコッチは軍神にして破壊神、人を呪わば穴二つ?
三つでも四つでもいいから突撃開始ぃっ!!
(ネタが解からない方は【地獄少女】でググると吉)
あいたんに萌える軍神。
間違った「復讐に燃える軍神」そして上杉騎馬軍団によって響き渡る蹄の音、
せまる上杉騎馬軍団、島津鉄砲隊の銃声をもかき消す悪魔の軍団。
軍馬があげる土煙、敵兵があげる血飛沫、阿鼻叫喚の地獄絵図、
これこそ上杉謙信のホントの力、みたか糞餓鬼?
「ちちうえ、本当は強いんですね。」
そうだ、義父上は強いんだぞ。
なんたつったって毘沙門天の化身、いやいや、我こそ軍神だからな。
「でも、ちちうえ。」
なんだ馬鹿野郎、
「ちちうえ、悪い人みたいだね。」
うん、ホントそう思う。
あんまりだよ、この異常な程の強さ……。
騎馬戦法が連鎖した時点で敵部隊が消滅していくんだもんな。
たとえそれが一万を超える大軍であってもだ。
こうして破壊力頼みで世直しの旅を終えた上杉謙信、
結局ドリームアタックは夢のままですが1570年天下統一。
どうせなら信玄も生かしておいて【啄木鳥】も連鎖させたい今日この頃でしたとさ……。
出陣し、敵と戦うのは謙信一部隊のみリプレイどうでした?
なんか強すぎる気がしますよね。これなら謙信一人でも良かったかな?
なんて思うのですが、狙撃されて死んだら笑うに笑えない。
今回は慶次が撃たれたからまだ良かったものの、
もしかしたら謙信が死んでいたかもしれないんですよね。
討死多いだから、ありえない話ではないし、
また、危惧していた包囲網なんですけど、
敵の勢力拡大よりかなり早かったので戦力的に全然問題なし。
城に篭っている兵士達で追い帰せるぐらいでした。
ま、今回のリプレイを総括して一言にすると、
謙信、強すぎる。
固有技術の【軍神】があまりに強すぎる。
やっぱり上杉家を使う場合は、その強さを楽しむべきですね。
んで、通常プレイで敵対するのであれば、
その強さを恐れ、どうにか倒す方法を考えるのが楽しい。
そんな感じですかねぇ。
さて次回のリプレイですが、
テーマは夏。広がる空、青い海、まぶしい太陽!
という感じで行きたいと思います。
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