節約大好き!「徳川家康 プレイリポート」(完結編)




     織田徳川連合の契約更新と天下統一(〜プレイ終了)


これまでのあらすじ、
家康くんはとってもケチンボ。
お金のたくさん掛かる戦争は早く終らせたい今日この頃。
そこで仲良しの信長くんと連立政権を立てようと考えました。
信長くんは近畿地方を完全掌握、お次は四国を狙っています。
家康くんは信長くんの領地を横切って中国九州地方を狙っています。
そんな仲良しの二人ですがついに同盟期限が切れる日がやってきたのです。

おぉ、すっげぇ今回も「あらすじ」っぽい。
なんつーか今までの経験上、それまで同盟を組んで仲良くやってきたのに、
期限が切れると手のひらを返したように猛烈な勢いで攻め込んでくるんだよなぁ。
今現在、一番兵力を有しているとは言え、二番目に兵力を持っているのは織田。
んで、徳川家としては飛び地が色んなところにあるので、織田を敵に回したら、
一体どれだけ兵力が必要なのか予想もつかないんですよ。
んー、仲良くしてくれるかな信長くん。

さて、そんな不安を抱える家康くんでしたが、悪い話もあれば良い話もあるんです。
なんかね、娘が大人になったのよ。……うわ、なんか変だなこの書き方。
急に食卓に赤飯が乗っかってて「かぁさん、今日は何の日だい?」とか、
空気を読めない家康くんが言って、娘さんがブチ切れるとか、
そんなんじゃありません、普通に成人しました……やっぱ変だな。

姫武将にしますか? とか言われてわたしが喜ぶと思ったのか?
わたしとしては女性武将はあんまり使いたくないのよね。
だから、有能な家臣に嫁いで平和な人生を送って欲しい。
……あ、そうか、それで一門に加えれば俸禄高いヤツも大丈夫、
俸禄無料、リストラしなくて済むってなもんだ。
よーし、それじゃ酒井忠次か本多忠勝と結婚させて一門に加えよう。
そんなある日、数正が家康くんに言いました。

 「殿、織田家との同盟が切れましたぞ。」

そうか、もぅそんな時期か、遠く離れた東北の地、
ここから使者を遣わせれば結構時間が経っちゃう、
その間に攻め込まれたら面白くない。
そこで北陸方面でお留守番の武田の若様、勝頼ちゃんに命じました。
死ぬ気で織田家と同盟組んで来いってね。
いやね、もし信長くんが同盟組みたくないと言ったら北陸は火の海ですよ。
なにしろ織田軍は敦賀港に12万という大軍を駐屯させてるんです。
なんつーか、同盟切れる前からやる気マンマンですよ。
勝頼ちゃんは恐る恐る信長くんと会談。

 「あのー、同盟組んでくれません?」

と、すっげぇ弱気な勝頼ちゃん、
対する信長くんは、ボリボリと尻を掻きつつ、

 「だってー、攻めるところないから飽きちゃったんだもん。」

とか言いますが、四国行けよ、四国と思う勝頼ちゃん。
攻めるところがないから北陸を奪うとなると、
我が徳川家としても大打撃を被るワケで、
しかも、日頃、使えないバカ武将扱いをされている勝頼ちゃんとしても、
ここは一世一代の大舞台、頑張れ若様っ!!

 「そこをなんとか!!」
 「んー、わかった、いいよー。」

やったぜ若様!
勝頼の顔は思わず笑顔に!

 「でもさー、人質欲しいんだよねー。」
 「えぇ、それは結構でございます。誰ですか? 忠勝ですか? 忠次ですか?」

おぃおぃ、主戦力を人質に出そうとするなよ!

 「うーん、出来れば違う人がいいなぁー。」
 「と、申しますと?」

信長くんの顔が赤らんでいきます。
何を考えているのでしょう?

 「竹千代のところの娘、えーと、督たんだっけ?
  徳川督だとホラ、語呂が悪いから、織田督にしたらどうかな?」

信長くん、あんた何歳よ!?
徳川督って、あんたねぇ10代の娘っ子を娶ってどうするつもり!?
犯罪ですよ、犯罪。

 「督たん以外はいらないよ。」
 「わ、わ、わかりました。さっそく我が主に伝えます。」

悩んだ。家康くんは悩みました。
濃姫がいるからいいやん。とか、どんだけエロ親父やねん。とか、
だけど今の状況で織田家に裏切られると困る。
せっかく貯めに貯めた兵力、兵糧を使って激しい戦争とか考えられない。
財布が傷むなんて考えられない。勿体無いったらありゃしない。

 「督、帰って来るなよー。」
 「娘の幸せより金銭かよ! ひでぇな糞親父!」

狸親父から糞親父にジョブチェンジ成功です。
いや、ある意味、昔から糞親父でしたが、
こうして信長くんは若妻と供に近畿地方に引き篭もりを開始、
四国地方には申し訳程度で数万の兵士を向かわせました。
ったく、仕方ない魔王だな、

まぁ、これで後顧の憂い無く全軍で中国地方を制圧できるというモノ、
東北地方を征圧した徳川軍は一気に南下を開始し、
中国地方を制する毛利軍との大決戦を始めました。
こうなると、もう地方軍閥である毛利家には対抗する術は無く、
中国地方を追われ九州北部へと尻尾を巻いて撤退。
新たに東北の武将を大勢仲間に加えた徳川軍は恐れず突撃!
九州の北の玄関口、門司港を一気に攻略しようと……。

 「こんだけ軍勢を率いていれば、いかに水軍上手の毛利とて恐るるに足らん。」

関船を並べて攻め立てました。が、
沈没、沈没、また沈没、水雷の脅威です。
しかし後顧の憂いが無い徳川軍に迷いなどありません。
一気に殲滅するのです。 ね? 家康くん?

 「勿体無い、関船、勿体無い。
  つーか兵士も、せっかく貯めた兵士も減っていく。
  どうすんべ? めちゃくちゃヤヴェよ。」

すっげぇ迷ってました。

 「家康様、ここはオイラに任せろ!」
 「何ヤツ?」

きらーんと光る黒に金の甲冑。
片目を塞ぐ眼帯、そして兜には大きな三日月の鍬型、
そう、家康くん待望の【One-eyed dragon】政宗登場!
政宗といえば騎馬鉄砲、騎馬鉄砲と言えば政宗、

 「家康様、ここは鉄砲を貸」
 「勿体無い!」
 「じゃぁ、軍馬を」
 「海の上で何をするつもりだ、糞餓鬼が!」
 「うっせぇ、このケチ親父!」

存在価値無し。

 「えぇぃ、ならば最後の手段だ。必殺の!」

政宗の兜に光る鍬型、
あの金色に光る大きな三日月の鍬型がより光を放ちます。

 「ザ○ボット・ムーン・アタック!!」
 「アホかー!?」

と、言うものの、毛利の抵抗もここまで、
門司港に徳川上陸を許すと毛利勢は壊滅、
九州南部を制した島津家は大きな抵抗も出来ずに滅亡。
若妻としっぽり楽しんでいる織田家の行軍スピードは上がらず、
徳川軍は九州制圧の返す刀で四国の半分をも制圧。
こうして徳川織田連合は天下統一を果たしたのでした。

ちゃんとエンディングで信長が格下のように扱われていて一安心です。
お仕事の関係上、かなり長いプレイになってしまいましたが、
どうにかこうにか終了、天下統一に辿り着けました。
これで天下の銭は全て家康くんの意のままに操れるワケで、
ケチンボ家康くんも大満足と言ったところでしょう。
んで、ふと気がついたのですが、俸禄を確認していない。
焦って確認したところ、なんと1800超えは誰もいない。
良かった良かった、めでたしめでたしと言ったところでしょうか、

とりあえず、以下、前回から統一までの軍物資の推移です。

     1579/07

     名声 1.徳川家    913
        2.織田家    445

     金銭 1.徳川家 2,386,954
        2.蠣崎家  249,723

     兵糧 1.徳川家 1,736,710
        2.三好家  121,698

     兵力 1.徳川家 1,040,695
        2.織田家  531,680

     軍馬 1.徳川家  164,801
        2.織田家  107,265

     鉄砲 1.織田家  259,756
        2.徳川家  163,655


     1580/07

     名声 1.徳川家    1042
        2.織田家    479

     金銭 1.徳川家 3,339,996
        2.島津家  163,190

     兵糧 1.徳川家 1,780,977
        2.有馬家  134,412

     兵力 1.徳川家 1,440,501
        2.織田家  601,555

     軍馬 1.徳川家  142,650
        2.織田家  129,208

     鉄砲 1.織田家  282,272
        2.徳川家   97,695


     1581/07

     名声 1.徳川家    1140
        2.織田家    500

     金銭 1.徳川家 4,695,996
        2.一条家  175,274

     兵糧 1.徳川家 1,963,255
        2.有馬家  150,412

     兵力 1.徳川家 1,694,555
        2.織田家  669,335

     軍馬 1.徳川家  251,498
        2.織田家  132,836

     鉄砲 1.織田家  302,070
        2.徳川家  164,952


     1582/04 統一直前

     国数 1.徳川家     46
        2.織田家     14

     名声 1.徳川家    1294
        2.織田家    498

     金銭 1.徳川家 6,184,099
        2.織田家   22,684

     兵糧 1.徳川家 2,567,597
        2.織田家   94,228

     兵力 1.徳川家 2,044,655
        2.織田家  761,719

     軍馬 1.徳川家  291,732
        2.織田家  145,159

     鉄砲 1.織田家  331,503
        2.徳川家  277,572

俸禄レースの最終結果は以下の通り、

     1位  1700 酒井忠次
              服部正成
              渡辺守綱
     4位  1600 本多忠勝
              榊原康政
              石川数正
     7位  1500 板倉勝重
              鳥居元忠

     9位〜 1400 以下多数


わたしとしてはかなり節約してプレイしたつもりです、
戦争も必要最低限の兵力で戦い兵糧の減りを少なくする工夫をしました。
もちろん軍馬と鉄砲は使わず家宝も購入せず、備蓄、備蓄。
(港に残されていた関船はちょっと使っちゃいましたけどね。)

少しでも収入を増やすため畑と市を作りまくり、
当然売買はしないから商館も潰して市だらけにしてみました。
早い段階で牧場と鍛冶場をゲットできれば、
軍馬と鉄砲を量産できたのでしょうけど、
技術は【足軽】全部と【内政】少々のみだったので、
結局精算無しで敵から奪ったモノのみとなってしまいました。

ただ、いつものコトですが天災怖いね。
貯め込むと貯め込むだけ天災が発生する率が上昇するのか、
最後は天災のオンパレードだったのが残念です。

さて次回ですが【革新】についてはちょっとお休みです。
「三国志11」ネタを展開していきたいと思います。
但し、全く【革新】をプレイしないワケではありません、
ある日突然、次のリプレイが始まるかも知れませんが、
それはその日のお楽しみということで……。