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無能武将と呼ばないで「大内義長 プレイリポート」(完結編)
決戦(1570年〜プレイ終了)
制限時間が残り5年となった1570年、春。島津家が再び動き始めました。
阿蘇を滅ぼすためにともに出陣を請うという使者の言う通り、
島津軍は隈本城へ向けて出陣。呼応するように大内軍も出撃。
これでは前回の大戦と同じように三好の援軍に蹴散らされるだけであろう。
さすがにわたしもバカじゃない。
いつも同じ手は通用しない。いや、もしかしたら通用するかもしれません。
わたしが聖闘士だったら同じワザは二度と通用しないのになぁ。
とにかく今できるコトをしよう。
陸戦では島津軍はそこそこ強いだろうが、大内軍は微妙。
武将の質がそのまま出ちゃうみたい。
三好軍と槍を合わせるとボコボコにされちゃう。
じゃぁ海の上ならどうよ? ウチは水軍技術全くないけど、
いつのまにか関船技術を持っている大内軍。いくつか関船が港に残っている。
滅亡前の有馬家も長崎港に大量の関船を残していた。いまはウチのモノだからね。
相手の三好だってそんなに水の上が得意ではないらしいし……。
陽動作戦にでもなれば良いが四国の港に攻撃を仕掛けてみるのはどうだろう?
陽動に引っかかってくれれば島津も阿蘇を攻めやすくなるだろう。
とにかく脆そうなところから切り崩して行かなければならない。
いつかは闘わなければならないのだから、
……三好24万、大内22万の戦いがいま始まる。
備前備中の下津井港から、安芸備後の能島港から関船隊が出航。
鉄砲が得意な武将が数少ない我が軍の主力は弓だが、陽動にでもなれば御の字だ。
対する三好水軍は北伊予の今治港から、また讃岐阿波の宇多津港から出撃。
しかし目論見通り三好水軍は小船での戦いを強いられたようだ。
やはり関船の数はコチラが圧倒している。
ところが三好軍は佐伯港から手薄な下関港を目掛けて出撃。
これは簡単に勝たせて貰えないようだ。
九州北部の戦力と山陰方面軍からの助力を得て下関へと兵力を集結させる。
三好軍のほとんどが海上に出たところで残った戦力を隈本にぶつける。
島津軍も時同じくして北上し阿蘇軍は単独での戦いとなった。
いけるっ!! 今度はいけるぞっ!
隈本を攻略すれば九州の三好の戦力拠点は府内城のみ、かなり楽になるハズだ。
瀬戸内の海戦も優位に進めている。あわよくば四国上陸も可能と思われた。
思ったんだよ。もう勝てる、この戦、大勝だよってね。
だけど思いもよらぬコトが……下関での海上戦に三好軍は賭けたんだろう。
なんじゃこりゃー!?
画面上は三好軍旗を掲げた船だらけ、衝撃の映像ってなモンですよ。
夏の街灯に集まる小さな虫のようにゴチャっといる。
こちらも長崎港から関船を輸送し下関から討って出る。
よし、お前達をキン○ョール部隊と名付けよう。
三好軍の3分の2は小早なんだ、少しでも有利に戦うためには関船が必須。
我が軍が下関で押し始めると三好軍はとっとと兵を引き上げさせた。
おぉー、キンチ○ール隊強ぇぇー。
でも、三好軍。その足で瀬戸内海を東進し始める。
四国上陸を目前に控えた大内水軍に襲い掛かったのだ。
しつこいヤツらだな。ゴキブリなみの強靭な生命力です。
これは完全にコチラの予想外だった。想定範囲外。でも怯まないぜ。
関船をいくつか沈められたが、こちらも大量に敵の船を沈めてやった。
よし、お前達を一撃殺虫ホイホイさん部隊と名付けよう。
その後、両軍消耗が激しい中、阿蘇軍が島津軍を追い返し始める。
敵中に孤立するのは大変危険なので我が軍も退かせる。阿蘇も粘るなぁ。
戦闘が始まってから1年ほど経った。残り4年しかない。
島津との同盟もまもなく切れるハズなのだがまだ戦闘は終らない。
戦争状態のまま年が明けて2年目突入。
微妙な武将しかいない我が軍、水軍は比較的苦手らしい三好は
互いに決定打が出ないまま戦い続ける。
なんか日本シリーズの阪神なみにタイムリーヒットが出ない……。
……くそぅ、これは村○ファンドのせぇなのか!?(←逆恨み
ついには押しているのか、押されているか判断がつかなくなって来たので、
一時休止、それぞれの総兵力を確認してみる。
三好20万、大内22万……おや?
ウチの兵力は減ってない。小早に乗る敵の投降兵を吸収しているのだろう。
それに対して三好軍は気付かない程度にジリジリと押されているか?
戦闘前に比べなんと4万の兵を失っているではないかっ!!
これはチャンスと判断し関船大量生産、鉄砲大量生産、
そして戦力集中ピキピキドカーン。
もちろん島津の阿蘇攻めの支援も継続して行う。
一番最初にこの戦いに耐えられなくなるのは、どの勢力なのか?
その答えは、
隈本城落城っ!!
ついに阿蘇は島津に屈したのですよ。
この勢いで島津勢は三好軍にも襲い掛かります。
そうそう簡単に三好も負けませんが、この戦いのお陰で、
北伊予の今治港、讃岐阿波の宇多津港に九州方面からの支援が届かない。
九州、四国、本州に別れているのは大内、三好双方とも共通の弱点だが、
水軍では少し押し気味の大内勢のために海上輸送が滞っているのだろう。
備前備中の下津井港、安芸備後の能島港に戦力、物資を集中させた大内勢は、
孤立した今治港へ攻撃を開始、しかし三好勢は諦めない、四国の兵を総動員し
大内軍総勢12万vs三好軍総勢12万という、
水軍に秀でている有馬家プレイでも見たことの無い海上戦が発生。
えぇぃ恐れるな、我が軍には乃美宗勝がいるっ!
乃美宗勝 :統064 武070 知057 政021 足D 騎D 弓D 砲B 計D 兵B 水S 築D 内C
元毛利家家臣にして小早川水軍を率いて戦った男であり、
厳島合戦時は村上水軍を味方に引き入れ毛利軍の大勝の要因を作った武将だ。
なんでも木津川口合戦では総大将を務め織田水軍を破ったらしい。
(詳しくは武将列伝参照のコト)
我が軍では数少ない鉄砲の上手な人。彼に鉄砲と関船を持たせて突撃。
ところが、ところが、三好軍も黙ってはいない。
奴らが繰り出してきた船には見覚えのある文字が……。
村上武吉 :統088 武084 知068 政019 足C 騎D 弓B 砲B 計C 兵A 水S 築D 内D
えーと、どうしようか……真打登場って感じ?
ご存知、村上水軍の頭領で厳島合戦において毛利軍の奇跡的勝利の要因。
木津川口合戦で織田水軍に大勝したのは彼の働きのお陰であろう。
能力値でも適正でも、そして経歴でも乃美宗勝より上だよ……。
まー、どーせウチでは採用できない(能力値が75以上)武将だけどな。
必死になって戦っていると、またまた怖い人登場。
三好義賢 :統085 武076 知081 政086 足B 騎C 弓D 砲C 計B 兵C 水B 築D 内A
長慶の右腕的存在で内政軍事と大車輪の活躍を見せた人らしい。
そういや長慶ってどこにいるんだろう? 九州で島津とガチンコ対決中かなぁ?
とにかく我が軍で鉄砲を少しでも扱える人間は鉄砲隊を指揮し、
鉄砲が苦手な人は弓隊を指揮して関船に乗り込む。
戦っては逃げ、逃げては補給し再び戦場へと舞い戻る毎日を繰り返し、
気がついたら大内の下津井港、三好の今治港ともに、
兵数6万に対して傷兵5万とかフザケたコトになってました。
傷ついた彼らもケガが直ればそく出陣という可哀想な状況ですが……。
そうか、湯治場を作って回復を早めれば我が軍が優勢になりそうな感じがする。
思い立ったら即建設っ! 怪我しても速攻治して即出撃ターボ。
戦場に立つ兵数では我が軍が圧倒し始め押せ押せムード全開。
関船に乗った村上武吉も三好義賢も撃破し、
それでも粘り強く抵抗する今治港に一気に突入し攻略成功。
この激しい戦いによって西日本の覇権は大内家に転がり込んできました。
数多くの捕虜を抱えた大内軍は三好家に要請されるたびに捕虜を解放。
名声をどんどん高めていくのでした。
これで最も名声の高い上杉家を超え、日本で最も名声高い大名家に!
ガンガン募兵しても大丈夫な状態になりました。
この後、島津軍と共に衰退した三好勢を次々と打ち破り、
島津家は九州南部を手中にし、我が大内家は四国統一を果たしました。
本州に僅かに残った三好軍は本願寺に攻め込まれ虫の息です。
しかし、ここでタイムリミット1575年になりました。
現在のMAPを見ると上杉50万、武田30万、大内30万、島津8万、
三好が衰退した影響で勇躍したのが鈴木8万、
逆に武田に飲み込まれた織田は3万となり、
もし続けるとすれば次の戦いは天下分け目の対上杉戦になりそうです。
が、先ほども申したとおりタイムリミットです。
このまま続けても上杉騎馬隊に蹴散らされるだけでしょうし、
このリプレイは非常に惜しいですがココで終りたいと思います。
天下統一にはまだまだ時間が掛かりそうですが、
微妙武将のみで戦ってもここまで成長できるというコトが解りました。
つーか、もーね、お腹いっぱいですわ。
苦戦、苦戦、ずぅーっと苦戦。常に消耗する味方兵士。
やっぱりね、能力値は重要。適正も重要。技術も重要です。
今回はそれが明確にわかるリプレイとなりました。
まぁセーブとロードを効果的に使えば、
もうちょっとは上手く進められるかもしれません。
ここまで長いお話になりましたが、
最後まで応援ありがとうございました。
さて、次回のリプレイは?
たしか、当サイト掲示板に遊びにきてくださった、
「ふぁらうぇい」さんのリクエスト待ちだったと思いますが?
リクエストがあり次第開始と行きましょう。
それまではチャレンジモードでもチョロチョロとプレイしようかなぁ〜。
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