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無能武将と呼ばないで「大内義長 プレイリポート」(その4)
毛利が長宗我部と戦って……(1565年〜
さて九州方面では九州南部に島津、北部に大内が大きく割拠しているわけですが、
これに有馬軍や三好軍が九州戦線に加わって下手に動けず小康状態になっております。
我が大内家としては下手に強力武将とぶつかると消滅しかねないので、
火事場泥棒狙いをしたいと思っております……情けなや。
んで、火事場泥棒を働こうと虎視眈々と各勢力を睨んでいますと、
我らが本拠の山口館のすぐお隣にお住まいの毛利さんが遠征を開始しました。
目的地は四国北部に割拠している長宗我部さん。
三好さんは四国南部を通って九州上陸というとんでもない進軍経路なんですが、
どうにかそれに巻き込まれず生き残っている長宗我部さんを攻撃しに出掛けた模様。
こりゃチャンスとばかりに山口館、月山富田城から精鋭4万が出陣し、
毛利さん家の吉田郡山城1万を狙う。狙うんですがヤツらは賢いからなぁ〜。
次々と伏兵や偽報に引っかかって激しくハチャメチャってなモンですよ。
たった1万の兵力に大苦戦。時間が掛かっちゃうと怖い人たちが帰って来るんです。
長宗我部攻めのために出陣していた毛利遠征軍が帰ってくると、
逆にコチラが追われる立場になっちゃうワケで泣きながら全軍撤退。
うわー、やつら、コッチが微妙武将だと知っているのか追ってくる追ってくる。
半殺しの刑にあってようやく撤退完了なんですけど……。
む、ムカツクっ!!
頭にきたので毛利、ゼッタイ潰してやる。
山口館と吉田郡山城の間に支城を築城し、そこを拠点にして長期戦をする予定。
しかしまぁ築城部隊を派遣すると毛利軍も黙って見ているハズがない。
そして更には怖い武将が多い。元就も怖いが息子達も怖い。
強いし賢いしマトモに築城部隊の援護で足軽出しても勝てる相手ではない。
どうする? どうしよう?
仕方ないので月山富田城から騎馬隊を派遣し陽動作戦です。
騎馬隊を追いかけて出撃してきた部隊を引き連れて月山富田城まで逃げてやる。
その間に築城部隊と護衛の足軽部隊は築城ポイントにちゃっちゃと到着。
城を猛スピードで作るっていう算段ですよ。
……つーか、一夜城を作れるような武将が欲しいよ。
まぁ愚痴ってても仕方ないので騎馬隊出動。一気に吉田郡山城まで雪崩れ込む。
ヤツらがなかなか出てこない。城に攻撃開始でようやく出てきました。
あとは敵を引き付けて撤退すればいいだけ、と、同時に築城部隊が出動。
念のため護衛の足軽隊も出撃だっ♪
さぁ毛利軍の諸君、騎馬隊を追いかけてくれたまえ。
速攻で築城部隊を狙い始めたっ!!
護衛の足軽で敵部隊を足止めし、騎馬隊で陽動を繰り返す。
何やってんだわたしは? 生産性の無い熾烈な戦いを延々とやってる感じ。
ついさっきまで4万の精鋭とか言ってましたが、
築城を終えて出来上がった支城に入った兵力は僅か1万5千……。
どーにか逃げ帰った騎馬隊は5千、合計で2万……つーことはですよ。
わたしの計算が間違っていなければ支城を作るためだけに2万人死んだってコト?
毛利さんちの皆さんが強いのか、うちの微妙武将達が微妙なのか、
それともわたしがアホなのか? うーん、こりゃ大変だよ。
当然ですが、本城はひとつも増えていませんぜ……orz
蒼よ、父を許してくれ……(1567年〜
迫り来る三好軍に脅えつつ、勢力拡大と私怨の為に毛利攻めを行ったものの、
精鋭2万を失った我が大内家は完全に焦っていました。
これでも天下で3〜4番目に多く兵力を持っている大大名ですよ。
それが、数ヶ月の支城を作る間に2万もの兵を失い勢力拡大すらなってない。
いかに配下武将が微妙だといっても全然慰めになっていませんよ。
そこで大内義長はデータ的にも無い頭を使って考えました。
手っ取り早く勢力拡大できるように、強力な武将がいない勢力を狙おうと、
周辺大名を見渡すと前回散々お世話になった有馬家があります。
そうそう、有馬さんとこも微妙な武将が多いんだよね。
でも長崎港4万と大村城1万、合計5万の兵を抱えているんだよ。
いくらなんでも兵力持ちすぎでしょ有馬さん。
大村城を攻めさえすれば有馬軍は壊滅するだろう。
長崎港だけ4万の兵を維持できるハズがない。
兵は神速を尊ぶ、ここは一気に電撃戦を展開し有馬大村城を攻略すべきっ!
龍造寺、大友両軍から吸収した微妙武将をかき集め、
大内軍全兵力16万中、その3分の1以上にも及ぶ6万の兵力を動員。
大丈夫、やつらも微妙な武将がほとんど、武将の質は同等でも、
兵力と足軽技術は我が軍が上なんだし、大友が残した攻城兵器もある。
負ける可能性は無いだろう。多分。きっと、おそらく、大丈夫かなぁ?
さて、この戦の準備中、苦戦続きの大内家に久しぶりの朗報が、
それはですね、なんと娘の髪結いの儀がありました。
そりゃ大内義長の娘ですから、能力値は全然頼りになりません。
微妙勢力の微妙武将揃いですから、少しでも武将の数は欲しいのですが、
ここはやはり能力値的にも姫として育てることにします。
では、おめでたいムードに乗って一気に有馬軍を滅ぼしましょう。
6万の兵力を一気に投入。
有馬軍は長崎港から援軍を出し迎え撃つ作戦。これは想定範囲内。
停戦の使者なんて当然無視し攻略開始、数ヶ月で陥落するだろうと楽観してた。
いや、ほんと、序盤はグイグイ押し捲ってたんだよ。
ところがね、こっちの戦法がいつもの如く利かないの。
バカばっかりだから、んで有馬軍は結構賢いから、もぅいつもの大苦戦ですよ。
とりあえず「鼓舞」し「鼓舞」し「槍衾」するという戦術をとり、
やむを得ず長期戦の構えに移行です。
傷ついた部隊を退却させ、元気な部隊を再度投入するという、
リアルタイムシミュレーションっぽい戦いが続きます。
そしてついに、出撃してから数ヶ月。
技術力と攻城兵器、更には兵力の差で大村城を攻略したのでした。
いつものように、能力値75以上を持つ武将は斬首。
それ以外は配下武将に加えようとしていた時、ここで思いもよらないことがっ!
九州南部で壮絶な戦いを繰り広げている三好vs島津ですが、
三好が一時的に退いた為か、島津軍が水軍で長崎港に向けて出撃っ!
ようやく勝利をおさめたものの、戦後間もない我が大内軍はボロボロ。
とてもじゃないが島津とは戦えません。
長崎港では有馬残党が必死の防戦をしていますが、
陥落も時間の問題でしょう。
このリプレイを経験して優秀な武将とマトモに戦うと、
3倍の兵力を持っていても負けることがわかりましたからね。
島津とここで争うのは控えたい。
そうだ、同盟だっ! 早速使者を送るわたし、
大内蒼をいただきたいとの返事。
蒼って誰?
最初ピンと来なかったんだよね。
でも、思い出した。娘だ。まだ12歳とか13歳とかの娘だ。
それを嫁に欲しいと? マジでっ!?
そりゃ、当時の政略結婚はそうだったろうけど、けど、けど、
しかし迫り来る島津水軍と戦うだけの戦力は無い。
ぬぉー、鬼め、鬼畜めっ! よくもそんな要求が出来るなっ!
ちくしょー、島津めぇ〜っ!!!!
なにとぞ、なにとぞ宜しくお願い致します(マテコラ
……だって、今の段階で島津と戦ったらボコボコにされるよ。
ああ、娘よ、まだ幼い娘よ。不甲斐ない父を許してくれ〜。
ま、これで九州南部から激しく攻め立てられるコトもないだろうから、
三好や毛利とじっくり戦えるかもね(切替早っ!
さて、制限時間的にはあと8年。あと8年でどこまで統一できるのか?
この続きは以下次回ということでっ!!
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