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無能武将と呼ばないで「大内義長 プレイリポート」(その3)
激闘山名家 鳥取攻防戦(1561年〜
因幡但馬の国、鳥取城の主は山名家、
前回尼子氏との戦いに尼子側の救援として我が大内家を苦しめた山名家です。
いま毛利家と同盟を組んでいる大内軍としては、
なんとかして、この同盟期間中に山名を攻めたいのです。
しかし、まぁ何と言うか……ある意味問題山積み状態です。
何しろ鳥取城の保有兵力は3万程、
コチラは尼子との壮絶な戦いで1万9千余になってしまいました。
遠く離れた九州城井谷城には2万8千騎を有しているのですが、
大友、島津が台頭してきた九州ではそれでも心許無く、
救援は期待できないような状況です。
大内家の根拠地である山口館も
前回の戦いで前線に兵力を常に補給していたので、
ぶっちゃけ兵力5千しかありません。
ま、簡単に言うといつ攻め込まれてもおかしくないし、
領土拡大なんて夢のまた夢ってなもんです。
普通さ、これくらいの規模の勢力になると技術革新して
結構楽に戦えるようになるハズなんだよね。
あと、城のひとつやふたつ落とすと、
敵の傷兵が降服して、その分を吸収して兵力を増やすことも出来るハズ。
なのにダメージばかりが増えていく。
草鞋と金砕棒しかないからダメなのか?
それとも武将が微妙だからダメなのか?
計略にすんなり掛って撤退してみたり、
威圧や罵声に簡単にひっかかって大苦戦してみたり、
やっぱりね、陶クラスの部下が欲しいですよ。えぇ。
ドラクエみたいに城の外をうろうろしていたら敵が出てきて、
何度か倒していれば経験値がたまってレベルアップとか……。
このゲームじゃぁ有り得ないよなぁー。
愚痴ってても仕方ないので戦います。
待ってろ山名家め。さっきはよくも邪魔してくれたな。このやろー。
大内軍1万9千全軍で鳥取城を目指します。
山名軍なんてウチと同じように微妙な能力値の武将しかいません。
多少兵力の差があっても人間様が操作する我が軍が負けるワケがありません。
えぇ、すんなり負けました。
こちらの威圧や罵声が全部はじかれ、
あちらの罵声をモロに食らって士気低下。やってられん。
部隊壊滅したら洒落になりませんからすごすごと撤退です。
ウチの軍は草鞋があるから山名軍より早く撤退が……出来ません。
えぇ、やつらも草鞋持ってました。
ルール違反ですよ(んなワケねぇ)
ヤヴェなぁ。武将能力値もほぼ同じ、技術力も同じ、
但しヤツらの方が兵力は上。1万以上も上。どうしよう?
尼子晴久 :統070 武059 知034 政066 足B 騎C 弓C 砲D 計D 兵D 水C 築C 内C
おや? 晴久さん、なかなか優秀じゃないですか……。
前回仲間にした尼子晴久が結構有能。しかも足軽Bだよ。
足軽適性を上げるアイテムも確かどっかで手に入れたんだよな。
つーことは技術革新出来るじゃないかっ!!
しかし問題は晴久がそろそろ寿命だということ。
そして寿命を延長させるアイテムを持っていないということ。
足軽学舎は旧尼子領にたくさんあったから22個という立派な数。
軍太鼓(闘志上昇速度+30%)まで行けるぜっ!!
ちなみに開発期間は300日超。
武将の能力値微妙プレイの影響がこんなところにも……(涙
結局、攻め込んでくる山名軍を追い返したり、
募兵をしたりで300日以上過ごしてしまった。
途中、晴久がゲホゲホ言い出して焦った。
研究中の武将が途中で死ぬと研究が止まっちゃう。
しかも最初からやり直しになっちゃうんんだよね。
足軽Bの武将が少ない我が軍としてはどうにか軍太鼓を作り終えたい。
何度かゲホゲホいいながら晴久存命中に軍太鼓完成。
と、同時に攻勢に出る。
募兵は常にしていたのだが幾度となく山名とは小競り合いをしていた為、
お互いの兵力は大内2万4千余、山名3万2千余といったところ。
山口館から5千騎の救援を得て月山富田城と鳥取城の間に支城を築く。
当然山名軍からは築城を辞めさせる為に出撃してくるワケだ。
我が軍は2万9千を築城部隊5千、足軽8千、8千、8千の4部隊に分けて戦闘開始。
敵地での戦闘なので計略「激励」が届きません。
なにしろ城に残っているのはバカばっかりですから仕方ありません。
グングン士気が下がっていきますがコチラは「軍太鼓」持っているんだっ!!
闘気リンリン、アンパ○マーン(一部間違アリ)
築城部隊を守る足軽3部隊で選択する戦法は、
どんな時も「鼓舞」「槍衾」「鼓舞」これで1セット。
死のロード、アウェイでの戦いで「激励」が届かない以上はコレしかない。
山名軍も必死に「槍衾」で応戦している。と言っても、
やっぱりさ、武田や上杉と戦っているときほど派手じゃないよね。
ただ長いだけの戦いが終った頃に、ようやく支城完成。
支城に入った大内勢は2万9千騎から激減して9千余、
鳥取城へ逃げ帰った山名勢も3万以上あったのに6千まで激減。
傷兵が回復すればお互い2万くらいにはなるだろうけど、キツい。
しかも、この攻防戦中に尼子晴久が亡くなりました。
短い間だったけど、あなたが居てくれて助かりました。
……でも、これで技術革新が難しくなったよ。
その後、月山富田城から救援を受けて1万4千にまで回復した遠征軍は、
部隊を7千、7千の2部隊に分けて鳥取城へ進攻。
また支城で傷兵が回復するたびに小分けで次々と順次出陣させる。
こうして、ようやく鳥取城を攻略出来ました。
気が付いたら毛利との同盟も残り数ヶ月、
また2年ぐらい過ぎたのか……時が経つのは早いなぁ〜。
では、現在のところのまとめ、
東国では上杉家が順調に領土拡大中。それに次ぐのが武田家。
これはいつものパターンと言えますね。
それぞれの保有兵力は上杉家は15万、武田家12万といったところです。
西国では我らが大内家も頑張っているのですが、
もっと頑張っているのが三好家、
近畿地方そっちのけで四国に上陸し一気に四国横断。
気が付いたら九州にまで到達し、島津、大友と戦闘中。
おかげで大友は九州の南部から撤退し勢力縮小。
現在は龍造寺家と同盟し有馬家と交戦中。
三好家の保有兵力は14万……強い。強すぎる。
我が大内家は7万。
まぁ、兵力だけでは何とも言えませんが、
兵の多い順で言うと、上杉、三好、武田、大内といった並びになります。
今後、三好家とどういう関係を取るのかが大きな問題になりそうですね。
有馬軍の奮戦とライバル三好軍来襲(1563年〜
あれ? なんで有馬軍?
でも大丈夫です。間違っていませんよ。
今回のお話もちゃんと大内家で各能力値が75未満武将のみリプレイです。
それじゃぁ、何で有馬家が出てきたのかというと、
頑張っているんですよ有馬さん家の皆さんがね。
なんつったって龍造寺&大友連合軍の猛攻を受けても耐えているんです。
もぅファールを10球でも20球でも続けているかのような驚異的なねばりですよ。
ま、そのお陰で隣接する立花山城の大友軍が次から次へと援軍を出していまして、
「あれ? これって上級だよね?」と戸惑うぐらいの勢いなんですよ。
立花山城の守備兵3000しかいないの。
こりゃ攻めてくれって言っているようなモンじゃないですか?
我が大内軍は先の山名軍との死闘で山陰方面軍は疲弊していましてね。
取り急ぎ兵力の回復は行っているのですが、
せっかく揃っていた微妙能力値武将を遊ばせておくのも勿体無い。
そこで大友攻めですよ。うん、いいタイミングですよ。
例の如く微妙な武将で出陣。
豊前城井谷城の兵力は約3万、これを7000の部隊4つに分けて攻撃開始。
ついでに門司港から5000の援軍を得て完璧勝利モードです。
ぼへら〜って感じでディスプレイを眺めていれば勝利間違い無しです。
そしたら大友家から停戦の使者。そんなん知ったこっちゃねぇ。
城に3000しかいないお前らが悪い。
早速しろに攻撃し始めたね。これでもかってくらい。
5部隊3万超の兵力で城を囲んでガシガシ殴っていれば勝ちなんだから……。
と思ったらディスプレイの左側(西)から物凄い勢いで接近する部隊が、
うわっ、帰ってきた道雪……。
それでも怯むことはない。我が大内軍は3万超。
道雪は強いといっても1万にも満たない部隊。
包囲して殴れば勝てなくも無い。
そーれ「槍衾」っ!
かちーん
弾かれたっ!!
くそぅ自軍を「鼓舞」しつつ「威圧」してやるっ!
かちーん
ぬぉ、ヤツにはコッチの戦法は効かないぞっ!!
とにかく「鼓舞」しまくって高揚状態で戦うしかない。
いっけーっ!
「槍突撃!」
……道雪の戦法は効くなぁ〜。
なんかね、一気にね4桁の数字が出てきたよ。
こっちの「槍衾」は700とかが限界なのにね。
んで弘中隆兼隊壊滅……orz
こりゃたまらんわ。全軍回れ右。
プライドも意地もかなぐり捨てて大脱走。
やっぱり優秀な武将と正面きって戦うのは危険すぎる。
とりあえず隆兼は負傷、捕らえられなかっただけでもラッキーと思うよ。
悪魔的な強さに全軍城井谷城でガクブル状態で引き篭もっていたら、
おやおや、大友軍、またも龍造寺の援軍に出かけていきます。
ありがとう、ありがとう有馬家。
もうちょっと我侭を言わせてもらえれば、あと数ヶ月持って欲しい。
またもや立花山の守備兵は3000、
一度防衛し切ったからと油断しているのか、
それとも大内恐るるに足らずと舐められているのか、それは知らないが、
さっき捨てたプライドを拾いに出撃予定です。
道雪部隊がもっと遠いところに進軍したら出撃です。はい。
ヤツとはもぅ戦いません。
さてヤツの部隊が遠いところまで移動した時点で出陣。
今度は楽勝のハズです。ヤツが帰ってきたら無理をせず退却しますしね。
ま、3000の兵士に負けるはずがありません。
「つぶてーっ!」
なんか城から石とか岩とかが降ってきます。
大友宗麟の頭も光ります。まぶしい、そして痛い。
何故だ? 何故3000の兵相手にここまで苦戦できるのだ?
つい数ヶ月前まで3万の兵士を有していた大内九州方面軍なのに、
いまや傷兵合わせて1万9千って……。
それで、やっぱり鬼のような勢いで迫ってきた道雪隊。
……でしたが城を失い博多港へ撤退。
そして同盟国として援軍を差し向けてきた龍造寺の百武隊。
あ、間違っても百式じゃないですよ。金ピカMSじゃないですよ。
その百武隊8000を撃退するために兵力1万7千で出陣。
潰し終わる頃には4000程になっていましたが勝利。
まぁ、なんだ、今の気持ちを一言で言うと、
たすけてっ!!
って感じですよ。
中堅武将と戦うにしてもかなりの被害を予想しないとダメってコトです。
とにかく強い武将は嫌いです。
嫌いなので博多港に逃げ込んだ大友軍をチマチマと潰し、
宗麟以下、各能力値に75以上がある武将は全員斬首。
道雪とか勿体無いといっている場合じゃありません。
敵の手に渡って再戦なんてやってられません。
時間もありませんし、どうしろと?
悲しんでいても仕方ないので次の目標を考えましょう。次は龍造寺、
有馬家と戦って疲弊している今を叩けばどうにかなりますかね?
あ、それでも正面きって戦わないですよ。
奴等も強いからね。博多港から北肥前村中城に向けて出陣。
そしたら龍造寺軍も出陣。コチラに向かって追いかけてきたので博多港まで撤退。
みなさんお察しの通り、その間に立花山城から2万騎で村中城を襲撃。
鍋島? 当然斬首。龍造寺隆信はじめ龍造寺四天王の方々も当然ながら斬首。
うん、負けたやつが悪い。
その村中城を制圧した頃に、
ついに天下分け目の決戦の相手になるであろう三好軍が動き出しました。
府内城から城井谷城に向けて1万2千騎で出陣した模様。
こっち? こっちはね。度重なる戦闘で大変なコトになってんのよ。
村中城に1万ちょっと、立花山城に2千弱、博多港と門司港はゼロ。
で、問題の城井谷城には2千しかないのね。いやぁー。こりゃ大変だ。
城井谷城は捨てるか?
本州の兵力を援軍に割り当てるか?
万歳突撃でもかますか?
自暴自棄になりつつ三好軍の進攻ルートを見てみると、
城井谷城と府内城をつなぐ街道って山に沿ってぐるーっと遠回りなんですよね。
んで、プレイ開始直後に対大友家を警戒して山の周囲に櫓を建てまくってたんですよ。
これだよ。これ、
立花山の全兵力を城井谷城へ輸送。
募兵も続けて6千ちょっと、
いろんなところから募兵した兵力を集結させて輸送。
その僅かな兵士を街道の真ん中に待機させ櫓から矢が雨霰状態。
さすがの三好軍も撤退開始。逃がさず壊滅に追い込んでなんとか勝利。
あー、でも傷兵吸収しても兵力増えない。まったく増えない。
戦えば戦うだけ兵士が減っていく。
あー、この悪い連鎖を誰か断ち切ってくれぇ〜。
さらには毛利家との同盟も切れて孤立無援状態。
ついでに言うと、この時点で残り10年。
我が大内家の支配は山陰地方と北九州周辺のみっ!
もぅ間に合わないよね……orz
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