荒波を越えて「有馬晴純・義貞 プレイリポート」(その2)





     島津と手を組み大友を滅ぼす(1560年〜


龍造寺隆信、鍋島直茂、龍造寺四天王(の3人)らを味方に加えた有馬氏の次の目標は、
龍造寺家と同じく九州を3つに分けて激しい争いをした大友家の立花山城ですが、
大友家はコチラが必死こいて攻略した村中城(元龍造寺の居城ね)を、
我が物顔で火事場泥棒しにきやがったのよ。

大友義鎮(後の宗麟ね)とか戸次鑑連(立花道雪)とかが迫ってくる。
必死に募兵し、湯治場を作って傷兵を回復させているとは言うものの、
相手は九州でも屈指のツワモノですよ。
足軽隊を編成して迎撃に出たものの押される、押される。
下手に部隊壊滅すると敵に兵士が降服しちゃうので危険極まりない。
討死の頻度も「多い」に設定してあるので下手すりゃ武将が死ぬ。
早め早めの撤退を心掛け、援軍は早めに出すようにしている。
こっからだと戦場まで時間がかかる、鍋島らに騎馬を与え急ぎ援軍としたところ、
思ったより押し返し始めるではないかっ!!

いままで足利家で遊んでたときは、
足軽の技術を前面に押し出してきたけど、
今回は水軍を重視していたので足軽はヨワヨワなんだよね。
それに比べて九州は騎馬が上手い人が少ないのか、
各大名家、騎馬技術は進んでいない。
ノーマル騎馬隊でも足軽よりは強いので効果があったんだろうね。
こうして大友家の部隊を壊滅に追い込んだおかげで、
こちらに傷兵が降服してきて、
募兵しなくても兵力がガンガン回復。
さて、目標の立花山城を改めて攻めるのですが、
おなじみ、恒例の米無いタイム発動ですよ。
家臣に暇なものがあれば米を買う。
常に買い続ける。まったく米不足に泣かされる有馬一族でしたとさ……。

まずまず米を仕入れた筑前筑後の博多港を攻撃する。
これはもちろん陽動作戦。
運良く本州の大内家が大友家の制圧した下関港を攻撃している。
大友としては同時に攻められて厄介この上無し、
道雪らは下関に向かったのか、博多は思ったより手薄でした。

熊さん一家は博多港を攻略。
すぐさま戻ってきた大友の軍船を返り討ちにし
豊前の門司港まで攻略してしまう。
これで立花山城は包囲したも同然なんだよね。
下関は大内にあげるとして、有馬さん一行は大友家滅亡目指し南下予定です。
しかーし、事はそんなに上手くいくハズもなく、
大友さん達はマジで怒ったようです。城井谷城、府内城から猛攻を受けました。
さらに、この瞬間を狙っていたのか島津の鉄砲バカが有馬家の長崎港を狙って出撃。
立花山城をめぐって大バトル中だというのに、
小船に乗って超高速で迫ってくるではないですかっ!!

   もー、怒ったぞーっ!!

有馬さん一家激怒。
てめーらはデフォルトの小船(小早)だろうが、こっちは関船だーっ!!
陸路で攻めて来たなら怖いが、海上ではコチラがまだ有利。
長崎、博多から迎撃に関船を出して撃退。
今度は急いで立花山城へ、い、忙しい。
米も足りなければ、足軽同士だと勝てないので軍馬も買い揃えなければならない。
金もヤヴァイ、捕らえた捕虜は全て換金、物資購入に割り当てる。
と、同時に足軽、鉄砲学者を増設し、草鞋と早合だけはゲットしておくのさ、

ところが、ところが、大友さんと激しくバトルしてたら、
島津さんが急成長。他の弱小勢力を次々と飲み込んでいくのよ。
ヤヴァい、と思い早めに同盟を組むため交渉。
元龍造寺の弱い武将を人質にくれと言うから渡してやった。
これで島津と戦わないのであれば儲けモノだと思わない?
だって、これで大友との激しいバトルに集中できるんだもん。
さすがに兵力、物資を一極集中させると強いね。
有馬所縁の武将はそんなに強くないけど、いまや龍造寺の武将が主戦力。
大友家を騎馬と鉄砲で押し込んでいく、
豊前の城井谷城、豊後府内城を集中した兵力を持って力で捻じ伏せる事に成功。やったね。
こうして宗麟らをゲットした。
九州の強豪3勢力のうち2勢力の武将を家臣に出来たのだから島津にも勝てるかな?


     晴純、愚息を残し逝く(1563年〜


島津がウチご自慢の船「関船」の技術をくれ、とか言って来る。
じゃぁ人質返せよ鉄砲バカっ! いいや返せない、だけど技術よこせと、
なんて図太い野郎だ、だったら騎馬鉄砲教えろやっ! それはダメ。
なんだとーーっ!!

と、激しい交渉が祟ったのか、有馬晴純が亡くなった。
有馬家の主柱であったパパがころっと逝ってしまった。
いちおー次期当主は嫡男の有馬義貞なんだけど、パパにくらべると心許ない。
うーん、なんかぽっかり穴があいちゃったな。
とりあえず残された家臣一同で水軍学舎を建てまくる。

   父ちゃん、見ててくれ、有馬家は立派な水軍国家にしてやる。

宗麟らをゲットしたおかげで、
内政がはかどるんだよね、水軍学舎もボコボコ建って、安宅船まで作れるように成長。
もぅ関船くらいなら島津に教えてやってもいいかっ♪
戦になったら安宅船で蹴散らしてやるっ!
といっても、島津とは同盟中。
せっかく船を作っても性能を試すチャンスがないワケで……。
暇なので四国に渡って西園寺家の港でも荒らして来ようか?

荒らされる西園寺家ではいい迷惑です。
南伊予、板島港から小早で迎撃に出てきますが、ハッキリ言って相手にならねぇ。
瞬殺とはいかないまでも、コチラはほとんどダメージを受けず撃破に成功。
一気に板島港まで攻略しちゃう。

しかし、これを見た毛利軍が火事場泥棒にやってくる。
元就め、姑息な手段を使いやがって、
そろそろお前も死ねと言いたい。爺さんは早く帰れっ!
ムカっと来た有馬軍は毛利軍を撃退してやろう。
毛利家は準備がよく、なんと攻城兵器まで持ってきてるの、
こういうのを盗人猛々しいって言うんだろうね。
でも、おかげでヤツらの足は遅い。騎馬隊をすぐさま編成し包囲しながら撃退。
これで毛利の兵は減り、有馬の兵が増えるってもんよ。
それに、こっちの手柄を持っていかれたんじゃ納得いかねぇからな。

西園寺としては毛利の攻城兵器が無くなってホッとしたのも束の間、
毛利勢を蹴散らした軍勢はそのまま黒瀬城を攻略。
もぅやりたい放題です。
うん安宅船、いいっすよ。はやく鉄甲船が欲しいところです。
島津、次はお前らだっ!! 覚悟しておいてねっ♪