武田菱の行方「真田昌幸 プレイリポート」(完結編)




     東国平定(1589年11月〜


武田家を守り、武田家を存続させるが目標!
今回で4回目です。ついに最終段階に入りました

武田家が支配している本城は上野箕輪城、下野宇都宮城。
一時は徳川軍に押しも押され箕輪城のみとなりましたが、

上田城を進発した真田軍が南信濃高遠城を甲斐躑躅ヶ崎館を奪還。
興国寺城から出撃した援軍と合流した真田軍は
そのまま東海地方を西へと攻め上り徳川家は滅亡。

その間に武田軍は宇都宮城を攻略し
無事2カ国の所領を手に入れたのです。
武田家再興の兆しも見えてきたところでゲーム再開です。

武田家が同盟を組んでいる勢力は我らが真田家と、
長年ライバル関係にあった上杉家でした。
ただ、上杉家とは既に領土的に接する場所はありません。
うーん、だからあんまり気にしなくてもいいね。
我らが真田との同盟は人質を渡して延長しております。
今後も武田家とは同盟を続け、
武田家の存続を第一にプレイしなければなりません。

さて、武田家の領国は前述した通り上野の一部と下野の一部。
上野の北側には真田家が所有している沼田城、
現在の武田領の西側である信濃もまた真田家が統治、
それでは南側はどうかと言うと、武蔵の国もまた真田領、
このように武田領は、ほぼ同盟国に囲まれている状態になりました。
問題は手付かずの東側、北関東と奥州南部です。

もう少し広い視野で日本を見渡すと、北東北は最上家が、南東北は伊達家が、
北陸地方は伸び悩んでいる上杉、中部地方から近畿には羽柴と織田家が少々、
中国地方および四国から九州への上陸を目論む毛利、
その九州全域を島津が支配しております。

関東は武田、真田、佐竹、里見が割拠しており安定していません。
本来であれば凄まじいスピードで東進するであろう徳川家は、
武田家を守るために進撃してきた真田家に潰されておりますから……。
その徳川の家臣団は真田家に吸収されました。

引き抜きや造反を恐れた昌幸は徳川家臣団を小田原に軟禁。
忠誠度が上がるのをじっくりと待ちます。
北条、徳川を滅ぼした真田家、現在は武将の数も増え、
やりたい事を遠慮なく出来るようになりました。

実際、普通にゲームを楽しむのであれば、
もう巨大勢力に成長した真田家ですから、
じっくりと腰をすえて各地方の有力大名の相手をする段階に入っていますが、
今回乗りプレイは武田家の存続ですから、
ちょっとした出来事で方針が変化するんだな。これが、

 「佐竹軍が宇都宮城へ接近しております!」

こんな物見の報告があれば、すぐさま出陣ですよ。
武田家にもしもの事があってはならないのです。

 「宇都宮城、落城との報っ!」

って、早い。負けるの早すぎる。またも武田家滅亡の危機!
まぁ現在の武田家が奪った宇都宮城を修繕できるかと言えば多分できない。
武将の数もすくないし、金銭、兵糧の収入はかなり少ないですから、

 「とにかく勝頼様をお守りするのだ、我らは佐竹と戦うぞ!
  (リプレイのルールがなければ無視するところだ)

下野で佐竹軍と派手な野戦をし勝利をおさめた真田軍は、
例の足軽で安上がりだけど連鎖はしまくるぜ大作戦で宇都宮城攻略に移ります。
武田家を窮地に追い込んだ以上は佐竹家を潰さなければなりません。

なんか目的がすり替わっているような気がしますが、
このタイミングで伊達家もまた佐竹家へと襲い掛かっております。
なんという素敵な火事場泥棒でしょう。
本当に危険なのは佐竹ではなく伊達のようです。
後で伊達も潰さなくては……。

   ともかく佐竹家が奪った宇都宮城を奪還。

この時点で全体マップを見ますと、
武田領を綺麗に包み込む事に成功しました。
勝頼様も寿命以外で死ぬことはありません。
まぁ、寿命で死ぬのまでは面倒見切れませんから、

いちおー、この時点でリプレイ的には成功と言えるでしょう。
これから先は、今後武田家を脅かすであろう危険分子を潰すのが目的です。
安定していない関東と東北南部を平定し、
以前はライバルであった上杉家までは滅ぼしてあげましょう。
とは言っても、下総へと侵攻し結城城を攻略し
佐竹家を滅亡に追い込んだ真田家には、
このような優れた家臣団が集結したのであります。

足軽適性が高い連中(↓)

 ・真田昌幸(S) ・徳川家康(S) ・本多忠勝(S) ・佐竹義重(S) ・渡辺守綱(S)
 ・三好清海(S) ・三好伊三(S) ・榊原康政(A) ・酒井忠次(A) ・真壁氏幹(A)

騎馬適性が高い連中(↓)

 ・真田幸村(S) ・由利鎌之助(S) ・中山照守(S)
 ・井伊直政(A) ・穴山小助(A)  ・松平秀康(A) ・相馬義胤(A)

んで、こいつらを5人づつのチームに分けるとする。
本多忠勝の戦法は「神槍」という強力で相手の士気を下げ混乱を起こす特別なもの、
佐竹義重の戦法は「鬼槍」という強力で相手の士気を下げ恐慌を起こす特別なもの、
この2人は別チームにしたほうがいいでしょう。

真田幸村の戦法は「影突」という強力で相手の士気を下げ恐慌を起こす特別なもの、
井伊直政の戦法は「赤備」という強力で多大なダメージを与える特別なもの、
この2人も別チームを組ませたほうが良さげ、

こんな感じで足軽2部隊、騎馬2部隊は恐ろしい破壊力を持ちました。
ついでに独自技術「六文銭」をも取得、これは全兵科の闘志上昇率が増加するんだ。
つまり鉄砲であろうが兵器であろうが戦法を発動するための待ち時間が短くなるのよ。

以降は楽勝ペース。
里見家と伊達家、上杉家をあっというまに滅ぼす事が出来たのです。
ここから先はパワーゲームになってしまったので終了でいいよね?
詳しくはページ下の主な出来事を参照ください。

徳川家を滅ぼした頃から正直かなり楽になりました。
また、守るべき相手である武田家が上野に追い込まれたのが幸いでした。
下手に甲信地方に残られると羽柴との戦いを考えなければなりませんから、
上手い具合に勢力を削がれたのはラッキーでした。

ちなみに、武田家との次の同盟はどうやっても延長できませんでした。
人質おくってもダメ、なんでも真田家が大きくなり過ぎたのが原因らしいです。
ま、同盟を組んでいなくても、武田家は箕輪城だけしか持ってないワケで、
急激に成長することもありませんし、
いざとなったら全ての村落を奪って放置しても良いでしょう。

各地の有力大名の兵力は、
羽柴11万、毛利14万、島津11万に対し、真田家は50万を越えています。
というワケで1594年10月でプレイを中断しました。ご了承ください。


     〜〜〜主な出来事〜〜〜


  1589.11 佐竹家が勢力を伸ばし宇都宮城を攻略 武田家再び残り一ヶ国

   90.05 下野にて佐竹軍と交戦し撃破する

    .11 下野へ侵攻し佐竹家の宇都宮城を攻略

    .同 武田領を真田領が取り囲みに成功

   91.01 伊達勢が佐竹軍と交戦

    .同 下総へと侵攻し結城城を攻略、佐竹家滅亡

    .02 真田家独自技術「六文銭」を取得(全兵科の闘志上昇率が増加)

    .11 常陸へと侵攻し伊達家の太田城を攻略する

   92.04 磐城へと侵攻し伊達家の小高城を攻略する

    .07 岩代へと侵攻し伊達家の黒川城を攻略する

   93.01 北越後へと侵攻し伊達家の新発田城を攻略する

    .03 南羽前へと侵攻し伊達家の米沢城を攻略、伊達家滅亡

    .同 上杉勢、春日山城から出撃し新発田城を攻撃

    .04 北越後にて上杉勢と交戦し撃破する

   94.01 南越後へと侵攻し上杉家の春日山城を攻略する

    .05 越中へと侵攻し上杉家の富山城を攻略する

    .09 加賀へと侵攻し上杉家の尾山城を攻略、上杉家滅亡

    .10 以後パワープレイとなったため終了……。